質は”強さ”ではありませんよ。
ボクも20数年ほど前にコーヒーテイスティングの初級編のセミナーを受講したときに言われた「ことば」を今でも教訓として心に刻んでいます。
その「ことば」は、「質は”強さ”ではありませんよ。」という「ことば」なのです。

最近、いろんなところで講座をさせていただいているのですが、「シルキー」という「滑らかさの最上級」を示す感覚を理解してもらうために、「良質なグラスフェッドの低温殺菌牛乳」と「一般的に流通している200円/1Lあたりの価格の高温殺菌牛乳」を比較していただきました。

グラスフェッドの低温殺菌の牛乳は、とても液体の粒子が細かな「滑らかさ」が楽しめるのですが、味わいが「キレイ」になると厚みとかコクが抑えられてしまいます。
高温殺菌の牛乳は口に含んだ瞬間の強いミルクの甘い風味とコクが感じるのですが滑らかさには「粒子の細かさ」は感じることができず、余韻にはエサから伝わる「臭みや雑味」を感じてしまいますので、「質の良さ」という観点から見れば、「グラスフェッドの低温殺菌の牛乳」のほうが明らかに「良質」なのですが、「好み」で見ると以外と「ミルクの甘い風味の強さやコク」の感じる一般流通している牛乳のほうが好きだという人が多いのです。

それが、「強さ」を「美味しく感じている」ためだと分析しています。
「質は”強さ”ではありませんよ。」という「ことば」は、「強さ」に惑わされてはいけませんよ。ということなのです。

要は「勘違いしやすい」ので、事前にきちんと「見定めてくださいね。」ということなのです。
そして、「良質さ」には理由があるものですので、その理由や意味をきちんと理解できれば、どちらが「良質」であるのかは理解できるものです。

その「良質さの意味や理由」を理解するものが「感覚」なのだということです。
比較して、比べることで理解が深まりますので、そうやってひとつずつ理解を深めていくことが大切なのです。

 


 


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