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2019,03,28, Thursday
表現力は、見えている「そのまま」を言うだけ。
昨日、もうフレーバーの「景色が見えている」常連さんが来店されカウンターでコーヒーを召し上がってもらいながら話をしていた。
その常連さんは、表現力を身につけたいと思ってくれて「テイスティングの講座」などにも来てくれている常連さんになるのですが、ボク以上に「フレーバーは見えている」のです。 ですが、「コメントが出てこない」と言っているのです。 なので、その召し上がっている「エチオピア・イルガチェフェ」でお互いに見えている「景色」を説明しました。 フレーバーの広がりの上部には、「緑色した、植物系のハーブのような香りの層」があるよね? その下のほうには、「オレンジ色したフルーツ系の香りの層」があるでしょ。 そういうと、その常連さんは「緑色だけじゃなくて、黄色も混じっていますよね?」 「ハーブといっても、フレッシュなハーブですよね。」 「オレンジ色のフルーツの中にも、黄色が混じっていて、レモンぽいですよね。」 と、どんどんコメントが出てきています。 「もう、コメントできてるじゃん。」とボクが笑いながら言う。 そういうことなんです。 「見えている景色を、そのまま言えばいいだけ。」なんですよ。 その「見えている景色」を、まとめて言おうとしたりすると、なかなかコメントが出てきませんが、「見えている景色」を、「見えているまま」にコメントすればいいという話なのです。 ただ、ほとんどの人たちは、こういった「フレーバーの景色」が見えておりませんので、まずはこの「フレーバーの景色」が「見えるようになる」というところを目標として学んでいただければ、誰でも表現できるようになるということなのです。 |