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美味しさは、すべての人が見えているけれど、良質さは学ばないと見れないもの。
先日の出張のテイスティング会にて、受講者の方が「じゅうぶん美味しさは感じていますよ。」という発言をした。

そうなんです。
皆さん、美味しさは感じているんです。
でも、そこには「レベルがある」ということを理解してもらえると、ボクがしている「テイスティングの基礎講座」をなんのためにしているのかが解ってくるのではないでしょうか?

実は、このテイスティングの基礎講座は、実際にフルーツを食べて、「どういう風味の情報がありますよね。」という進行をしていきます。
その実際にフルーツを食べている時に、そのコメントが受講者の方から漏れたのですね。

それは、うちの相方がシャインマスカットを食べた時のことでした。
うちの相方は、生まれつき嗅覚が敏感な人で、ボクより遥かに繊細な香りの情報を嗅ぐことができています。
そういった背景を知っているので、シャインマスカットを口にした瞬間に、その美味しさから「口の中に広がる世界」に入りこんでしまい微笑みながらうっとりとしていたのを、他のある程度感覚の良い受講者に見られていて、お互いが目と目が合ってしまい笑い出してしまったことを、訳のわかっていない他の受講者にその説明をした時のことだったのです。

その説明をして、聞いていた受講者の一人が「じゅうぶん美味しさは感じていますよ。」というコメントだったのです。
そうです。誰でもが、自分の感覚の中で、美味しさは感じている事実。
ですが、他人の感覚を推し量ることはできませんので、推測するしか方法は無いのです。

そうした場合に、繊細な香りの情報が読み取れる人であれば、口の中に広がる風味(フレーバー)が、ボクたち以上に色々と見えているという事実。
それが、良質なものであればあるほど、より口の中で「キラキラと」いろんな香りが見えるはずなのです。

残念ながら、ボクはそこまでの嗅覚のレベルはなく、今でも「そうなりたい」と思いながらトレーニングをしている身ですので、そこまでは見えませんが、10年前と比べれば、かなり繊細な香りの情報が見えるようになってきている事実があるのです。

なので、言います。
「感度が大切なのです。」
美味しさは、誰でもが見えていますが、それは「今、見えている世界」であって、風味(フレーバー)の情報の「どこまで見えているのか?」が重要になります。

ボディの「広がり」や「厚み」を含んだ「立体感」や「密度」のどこまでが見えているのか?
香りの「色の情報」や、色のグラデーション、「透明感」のどこまでが見えているのか?
見えていたとしても、どこまで繊細に見えているのか?
という具合に、まずはそれらが「見える」ことが大切で、見えるようになってからは「どこまで」見えるのかが大切です。

それらが見えていれば、より風味(フレーバー)の情報から、良質さを判断することができるようになるので、まずはそれらの香りの情報をキャッチできる「脳」を作っていくことが重要であると考えています。

そして、これらは目で見ることが出来ない情報ですので、感じるしか方法はありません。
人によって、見えている人と、見えていない人がおりますので、見えている人から、一緒に同じ空間で、同じものを食べて、そのコメントから、どこにその情報があるのかを感じ取る。

すると、共通認識している人たちは、同じ景色が見えているので、口の中で広がる景色を語り、そしてそれを感じ取ることができます。
それが、「感覚(嗅覚)の感度」だと言うことなのです。

見えていない人の方が、圧倒的に人口の数的には多いので、なかなか理解されませんが、見えるようになると見えている人たち同士で語ることができますので、そういう想像力を働かせ、「自分も見えるようになりたい」と思った場合には、講座を受講してみてください。

 


 


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