CALENDAR
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
<<前月 2020年02月 次月>>
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINK
PROFILE
OTHER
 

抽出の考え方をきちんと理解して。
昨日の「色の優位性」にも少しリンクすることなのですが、フィルターのメッシュによって登場する「フレーバーの色が微妙に変わる」ことに気づきました。

昨年の秋から本格的にイベントに出店をしていますが、イベントですと当店で使用している「洗って何度も使うフィルターが使えない」ので、当店で開発をしている「不織布フィルター」をイベントでは使うのですが、その不織布(ポリエステル)フィルターは、お店で使用している金属フィルターよりもメッシュ(目の粗さ)が細かいのです。

ですので、お店とは若干味わいが変わるのですが、不織布(ポリエステル)は「紙ではない」ので、油脂分まで抽出してくれます。
しかし、目が細かいのでお店の金属フィルターと比べると、油脂分の量も少なめです。

すると、不思議なのですが、粘性も少なくなるのですが、フレーバーの「茶色」の出方が大人しくなります。
ですので、酸味がよりくっきりと登場するようになり、粘性に登場しやすいロースト系の茶色いフレーバーが大人し目となり、酸味のフレーバーがよりくっきりと登場するようになります。

酸味のフレーバーの色は明るさを伴っているフルーツやフローラル、ハーブですので、より透明感を感じることに繋がります。

これは、フィルターだけを変えた時の印象ですので、豆は同じでもそういった現象が起こるということです。
ここで、焙煎に手を加えると、フィルターによってもまた印象が変わりますので、いやぁコーヒーって細かいところまで意識をすると、奥が深いなぁと思わずにはいられません。

コーヒーは最終的には、カップの中の液体の評価ですので、消費者が出来る「抽出」だけだとしても、きちんと意識して取り組むことで、スペシャルティコーヒーは飛躍的に美味しくなりますので、スペシャルティコーヒーをきちんと美味しく飲みたい方は、説明を受けた方がいいとボクは思っています。

そのためには、まずは一般流通しているコーヒーとスペシャルティコーヒーの違いから知らなければいけません。
簡単に説明をすると、一般流通しているボクたちプロが「コモディティコーヒー」とか「コマーシャルコーヒー」とか呼ぶコーヒーは、冷めると美味しくなくなるコーヒーです。
これは、フレーバーに透明感がなく、フルーツの酸味が無いコーヒーですので、深めにローストをすることで、素材のフレーバーよりも、焙煎の甘いフレーバーをメインに登場させて美味しく召し上がるコーヒーです。
劣るフレーバーがあるので、その劣る部分のフレーバーを「ごまかす」ことで美味しく召し上がるというコーヒーとなります。

スペシャルティコーヒーの場合は、フレーバーに透明感があり、フルーツを思わせる酸味があるということが前提となります。
フレーバーも、フルーツやフローラル、ハーブのようなフレーバーがメインで登場しますので、ロースト由来のフレーバーで「ごまかさない」で、素材のフレーバーを豊に登場させる味づくりをします。

焙煎だけでなく、抽出の考え方も一般流通しているコーヒーとは異なりますので、その考え方が美味しく飲むためには必要になるのです。

 


 


|  当店のご案内  |  FAQ  |  特定商取引について  |  プライバシーポリシー  |  お問合せ  |