夢のような技法を発見。
昨日、とある常連さんと話をしていたのですが、そのお客さんは美大を出られていた方で、色の説明をしてもらっていました。

現在取り組み出している焙煎の技法が、その色に関しての取り組みだったので、専門的な知識のお話をしてもらっていたのです。
そして、その会話の中から、ある仮説が生まれたのです。

会話の内容は、先日行った豊田市美術館で感じ取れた、色の優位性から「茶色」についてです。
茶色は、ボクの中では有意的な立ち位置で、茶色が入ることで、他の色が見えにくくなってしまう要素があるので、そのあたりのことを聞きたいといろいろと聞いていたのです。

実際に現在の焙煎の技法だと、明るい色も登場するのですが、口の舌の両脇あたりで感じる「茶色」のフレーバーには「くすみ」と言うのか「濁り」と言うのか、少し透明感に欠ける「茶色」が登場していて、その「茶色を登場させたくない」と思うようになりました。

そして、いろいろと色彩の色に関しての話を聞いた後で、数年前まで取り組んでいたある「技法」のことを思い出したのです。
それは、今の技法に至るまでに、主に取り組んでいた技法で、その技法だと明るいフレーバーが登場しづらいので茶色が優先的に登場してしまうのですが、透明感は導き出せる技法だったことを思い出したのです。

そして、以前から贔屓にしてくださる常連さんが言っていた言葉を思い出したのです。
「香茶屋さんのコーヒーは、他のお店のコーヒーと全然違うんですよ。」
と言うコメントでした。
現在の焙煎技法ならば理解できるコメントなのですが、その数年前の焙煎の技法からすると、明るさが登場していなかったので「そこまで、全然違うってコメントはどこが違っていたのかなぁ」という疑問でした。

そして、もしかしたら?
と気づいたのです。
以前の焙煎の技法は、メインで登場していた「茶色」に「透明感」があったのではないのだろうか?
という仮説です。

今まで、色は何気なく感じるようになっていましたが、その色の質に付いて考えたことは無かったので、そこに気づくことはありませんでしたが、「茶色のくすみ」とか「茶色の淀み」、「茶色の濁り」を意識して見えるようになった今なら、「茶色の透明感」が理解できます。
「茶色」が悪いのではなく、「茶色の質」が問題なのでは?と言うことです。
もしかしたら、数年前の焙煎技法は、茶色が主に登場していましたが、「茶色の透明感」が登場していたのかもしれない。という仮説なのです。

そして、冷凍庫で保存してあった、2018年の焙煎の競技会に提出したロットの豆を冷凍保存してあったので、それを今日カッピングしてみると、そうなんですよ、茶色がクリーンに登場していたのです。

数年前にたどり着いた焙煎の技法が、とんでもない技法だったと言うことです。
しかも、この数年間で身に付けた技法は、明るさを登場させることができる技法で、その2つの技法は、設定の箇所が異なるので、うまくいけば両方とも登場させることができると言う、夢のような味わいが登場する可能性があるのです。

とりあえず、来週の焙煎が楽しみで仕方ありません。
もしも、すっごいことになったら、コーヒー関係者はびっくりするだろうなぁ、この「焙煎機でこれが登場するの?」って。たぶん意味が理解できないだろうなぁ。

 


 


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