学んで、感覚を育てていく。
先日、毎日の日課であるコーヒーをカッピングしていると初めて経験する現象が起こった。
それは、カッピングをして数字が脳裏に浮かんだのです。
その数字は「124」。
ボクは、すぐに判りましたが、それは焙煎のとある設定の数字だったのです。

このようにボクがしているコーヒー焙煎の仕事は、実際にコーヒーを液体にしてカッピングし、そのフレーバーの中の情報から、焙煎の設定を読み取り、コーヒーのフレーバーの何かをどう変更したいのかがイメージできれば、それを焙煎の設定に置き換えて、そして実際にその焙煎プランで焙煎をし、その焙煎プラン通りに焙煎されたコーヒーがイメージ通りになっているのかを検証する。

その繰り返しの作業により、焙煎技術を習得し、イメージ通りのコーヒーを作れるようになるという内容の仕事なのです。

これは、どんな食品にも当てはめることができるロジックで、口の中で広がるフレーバーから調理で登場する味わいや、食材の組み合わせによる配合の変化など、様々な変化を理解することで、イメージ通りの味わいに仕上げさせることができるようになる脳内での組み立て方なのです。

ですが、これには経験値がかなり作用し、ひとつひとつの変化をきちんと理解しなければなりません。
そして、最も大事なことは、その口の中での変化を繊細に感じ取れなければなりません。
そこが一番重要なのですが、なかなか理解できる感覚を持つ人が少ないので、本当の一流のモノを作れる人が少ないのだろうという印象を持ちます。

ボク自身も、そういった感覚を生まれ持っていないので、今も学んでいくことで良いモノを作り出したいと考えているのです。

 


 


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