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ロジックが大事。そして、それは”見えているってこと”に繋がっている。

公開日:2020年3月6日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方

明後日の3/8(日)は法事のため、お店はお休みとさせていただいていますので、お間違えのないように、よろしくお願い致します。

ロジックが大事だと思っている。
ボクが思う”ロジック”とは、「論理的な思考」と言う意味の解釈で、その「考え方の道筋」と言うような意味合いです。

当店では、美味しさには2通りがあるものだと考えています。
1つは、良質な素材を使うことの美味しさ。
もう1つは、一般的な素材を使う美味しさ。です。

そのロジックは、前者の良質な素材は、素材自体が良いところをたくさん持っているので、「素材を活かす」ことができる美味しさの導き出し方が良い方法だと考えるロジック。

後者の一般的な素材は、安価で流通しているために、どこか劣るところが必ずあるものですので、その「劣るところをごまかす調理をして、美味しく食べる」と言う美味しさの技術が必要になるというロジックです。

この二通りの美味しさは、素材によってそのロジックが異なるという考え方なのですが、重要なことは、素材の良し悪しを判断することができなければ、そのロジックが使えないということです。

そして、特に難しいのは、前者の良質な素材を活かすという美味しさです。
そのためには、第一に「良質な素材を見分けることができなければならない。」という点です。
良質さを理解するためには、短くても5年という年月はかかり、そしてその次に、その素材を「活かす」という技術が必要になることです。

そのどちらも習得しなければならない点は、「感覚として理解する」ということが必要とされるので、なかなかその本質までたどり着ける人が少ないのは、「感覚として理解できている人」が少ないからで、「知識として理解」していたとしても、それでは本当に良質なものを作り上げることは難しいのです。

ボク自身も「感覚として理解したい」ので、今も、そしてこれからも「感覚として理解」するために学んでいるのです。

ですので、ロジックをより効果的に、有効的に使うためには、きちんと”見えている”ということが重要な要素となるということ。
だからこそ、本質を理解することは難解であり、それを作り出せる人も希薄なのだと思っているのです

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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