読み物。
Blog
焙煎の味づくりのこと。
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表現を学びに足を運ぶ。
2024年3月15日
今週の定休日に、岐阜の中津川にある「東山魁夷心の旅路館」に出向いてきた。 魁夷さんが学生時代に御嶽山に登ために旧木曽郡山口村に訪れた際に、そこに暮らす人々の温かさに触れたことがきっかけとなり、中…
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経験則。
2024年3月14日
ローストの味づくりは、経験則がモノを言うものであるのだと思っている。 その場合の経験則とは、ローストとカッピングをセットで行っていることが前提である。 自身でローストし、その味づくりをきちんと…
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ローストとは?
2024年3月6日
コーヒー焙煎(ロースト)は、煎るということである。 焼くではなく、煎るのである。 そして、たぶんいろんな考え方があることだと思うが、ボクが今まで経験してきてローストの考え方は、「水蒸気と排煙の…
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味づくりの組み立て方。
2024年2月16日
5年ぶりに販売された、ダルシーさんのチョコレート。 日本には販売店が無く、バレンタインのイベントでしか入手が困難であり、そしてそのバレンタインのイベントでの販売も5年ぶり。 待ちに待っていた販売だ…
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補足。 <酸味の味づくり>
2024年2月8日
昨日の「酸味の味づくり」の補足になるのだが、その「香りと味覚と触覚」の3つの要素から成る、フルーツらしい酸味をローストで登場させるには、素材であるコーヒー生豆のポテンシャルが整っていないことにはロース…
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酸味の味づくり。
2024年2月7日
以前このブログで酸味とは、「香りと味覚と触覚」の3つの要素から成り立っていると書いた。 味覚と触覚の部分では、スペシャルティコーヒーのテイスティングコメントでも登場する「クリスプ(crisp)」…
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酸味の成り立ち。
2024年1月24日
休日の朝に、陽の光が窓に差し込んでいた。 その陽の光を見ていて気づいたのだが、酸味の表現の成り立ちについて気づいた。 当たり前と言われるかも知れないが、酸味は「香りと味覚と触覚」の3つの要素か…
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ローストの難しさは、季節の移ろいにある。
2024年1月17日
焙煎士の取り組む味づくりにおいての難しさには、季節の移ろいが挙げられる。 それは、コーヒーの味づくりでは、ローストによって味わいのバランスを整えることが求められるためである。 酸味と甘さのバラ…
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バランスという意味。
2024年1月5日
スペシャルティコーヒーのローストをしていて嫌と言うほど考えなければならないことは、「バランス」である。 良質さの意味には、「クリーンさ」が深く介入していることを知っている。 スペシャルティコー…
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バランスは、ロジックである。
2023年11月30日
この1〜2ヶ月くらいで、ローストにおけるバランスの理解が深まった。 当店が使っている焙煎機は、海外の焙煎機と比べると蓄熱性が低いため、どうしても熱源の対流による熱量が多く与えられてしまう。 焙…