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心に響くかどうか。

公開日:2020年3月4日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:感覚のはなし, 良質さのお話。

昨日は、確定申告を終えた後に、知人が出展しているアマチュアの絵画の展覧会に足を運んできました。

何年か前からその展覧会に足を運ばせていただいているのですが、年々上手く描かれる人が増えてきていて、続けることの大切さを実感します。

ですが、ボクもコーヒーのプロとして、プロとアマチュアの差というモノがなんとなくですが、分かってきているみたいです。
それは、「心に響くかどうか?」というところなんだと思うのです。

とても上手く描かれていてたとしても、心に響かないものと、絵の技術としては習い始めで技術力はなくても心に響くものがあったりします。
それって、とても大切なポイントで、やっぱり心に響くものが重要なんだと改めて展覧会の絵を見て思ったのです。

そして、絵を見ていて一番気づいてしまった点は「木」です。
ボクは最近、木をよく見て、自然の中で育つ「木」の佇まいって「美しいなぁ」と思いながら見惚れてしまうことが結構あるので、絵の中で描かれる「木」を見て「違うんだよなぁ」と思ってしまいます。

多分それは「洞察力」で、ボクはいつも自然の中で育つ「木」の枝などの空間美に見惚れているので、無意識のうちに「木」を観察できているんだと思うのです。
すると、「ちがい」に気がついてしまいます。
「そうじゃないんだよな。」が分かってしまうのです。

ただ見ているだけではなくて、俯瞰しながら「観察」をすることで、知らず知らずのうちに基準ができてきているのでしょう。

なので、コーヒーも「美味しいなぁ」だけではなくて、俯瞰をして「観察」することで、いろいろと気が付くことができるはずなのです。

そして、「心に響くもの」は、やっぱり「美しいもの」は圧倒的に響くと思いますので、「美しさとは?」をこれからも探求していきたいと考えています。

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