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人よりも優れているところと、人よりも劣るところに気づくこと。

公開日:2023年6月29日更新日:2023月06月29日
カテゴリ:感覚のはなし

人よりも優れているところと、人よりも劣るところに気づくこと。

ボクは嗅覚が鈍い。
それに気づいたのは、もう25年以上前のことだったように記憶している。
そして、嗅覚のレベル自体は今も同じであるのだと思っている。

だが、それではなぜ良質さを感じられるようになってきたのか?
分析をするとたぶんなのだが、嗅覚で繊細な香りを感じられるセンサーは、元々備わっているものを使い続けているので、それほど劇的に敏感になるということは無いのだと思っている。
しかし、確かに昔と比べれば桁違いにいろんな香りの情報を感じられるようになってきているのだ。

では、嗅覚のレベル自体は昔のままなのに、どうして昔より今の方がいろんな香りの情報を感じられるようになっているのか?
それは、昔は香りの情報の一部しか感じ取れていなかったのに対して、現在はトレーニングによって香りの情報の全体を感じ取れるようになってきたからだと分析をしている。
だから、昔と違っていろんなことが感じ取れるようになってきているのだと。

人それぞれ”得手不得手”がある。
まずは客観的に自分を見つめて、人と比べて優れているところと、人と比べて劣るところを分析することが大事なのだと思っている。
それは、自分に足りていないところを、自分に気づかせる目的が含まれている。

自分が感じ取れていない感覚は、意外と自分では気づきにくいもの。
それは、人と比べることでしか自分の優れているところと劣っているところは気づきにくいものなのです。
まずは、自分自身で自分に不足しているところに気づき、そして不足しているところを補うために学ぶ。

しかし、不足しているところは苦手なところなので、なかなかそこは成長しづらいところでもあるのです。
そうした場合に、得意な感覚で不足している感覚をカバーするという「総合力」で取り組むことで、そこを補うことが出来るものだと考えています。

自分に不足しているところを学び少しでも伸ばし、そして不足している箇所を他の感覚で補い、総合的に伸ばす。
これが、今までボクが取り組んできたトレーニング手段だと思っている。

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