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トップ・スペシャルティの美味しさ。

公開日:2020年10月1日更新日:2021月09月05日
カテゴリ:良質さのお話。

ビオあつみさんで開催されている「テイスティングの基礎講座」をするときに持っていくコーヒー豆は「トップ・スペシャルティ」ランクを持っていきます。

スペシャルティコーヒーは、80点以上のポイントのものから日本では「スペシャルティコーヒーを名乗れる」ことになるのですが、86点以上のポテンシャルのものは「トップ・スペシャルティ」を名乗れるようになります。

その違いが、香茶屋では「酸味のフルーツ感」だと認識をしています。
それを説明すると、「酸味が苦手な方」は遠慮するのですが、実際に講座などでカッピングしてもらうと、想像していた「酸味と違って」とても美味しい酸味なので、ほとんどの方がびっくりします。

そして、その「トップ・スペシャルティ」と一般流通している普通のコーヒー(コモディティコーヒー)を同時にカッピングをすると、普段は普通に飲んでいるはずのコモディティコーヒーが美味しく感じなくなります。

それは、同時に比較することで、「アラが見える」からです。
素材のフレーバーの劣る部分や、ローストのザラつきなど、比べることで見える世界があります。

それを体験すると、スペシャルティコーヒーの本来の美味しさに気づくことができます。

ボクたちは、普段からクオリティを学んでいるので、単体で飲んでもある程度、クオリティの高さを計ることができますが、一般の消費者だと比較して比べないと意外とクオリティの高さを計れなかったりするのです。

一応、今年の秋口以降で使用するコーヒー豆をある程度、仕入れを終えました。
今年は仕入れのクオリティが選べないのではないかもしれないと思っていたのですが、例年と同じレベルで仕入れをすることができたことに、ホッとしています。

ちょっと変わったところで、「ペルー」とか「ホンジュラス」とかが花ブレンドで使用します。
そして、しばらく取り扱いが無かったのですが、今年は「グァテマラ」が復活します。

早ければ、今月から入れ替わっていきますので、お楽しみに!

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