香茶屋
MENU

読み物。

Blog

フレーバーを感じるためには。

公開日:2023年3月17日更新日:2023月03月17日
カテゴリ:テイスティング

フレーバーを感じるためには。

本日、初めて来店されたお客さまがコーヒーを飲みながら、
「よくいろんなお店で、コーヒーのコメントにフレーバーが書いてありますが、どの時点でそれを感じるんですか?」
と言うような内容の質問を受けた。

親切にコメントするのならば、「どの温度帯で」とか、「酸味には」とか、「余韻で」とか、補足する情報が記載されていることで、「どの時点で」とか「どこに」が飲む側にも探せれるようになるのですが、ほとんどそのようなコメントの記載がされておりません。
なので「どの時点の」や「どこの」コメントなのだろう?
と思われるのだと考えられます。

そして、コーヒーのフレーバーを感じられるようになるためには、簡単に言えば、自分の脳内にコーヒーで登場する主なフレーバーを記憶すれば対応ができるようになります。
それが、コーヒーのフレーバーホイールに記載されている具体的なフレーバーの情報です。
具体的なフレーバーなら120種類くらい。
それをカテゴリに分類すれば10種類くらいの分類ができれば、カテゴリのコメントができるようになります。

スペシャルティコーヒーになると「フルーツ感」ですので、フルーツのフレーバーをしっかりと記憶することが大切です。
フルーツ感で登場することになる、フルーツのカテゴリは7種類(ドライフルーツを除く)となります。
柑橘系、リンゴ、メロン、ブドウ、トロピカルフルーツ、ストーンフルーツ、ベリーの7種類です。
それらをきちんと脳内にインプットできれば、それらをキャッチすることも、コメントすることも出来るようになります。

インプットする際は、実際のフルーツでインプットしなくてはなりません。
その積み重ねが、脳内にきちんとした香りの記憶を植え付けてくれるからです。

コーヒーのテイスティングに興味がありましたら、詳しくは「ビオあつみエピスリー浜松店」で開催している「フレーバーの景色を見るための講座」と言うテイスティングの基礎の講座を開催しておりますので、そちらを受講してみてください。

何を意識をして生活することで、フレーバーが見えるようになるのかのヒントに気づくはずです。

*フレーバーの景色を見るための講座。

学ぶ。

Online Seminar

香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

オンラインセミナーの詳細へ

読み物。

Blog

© kaori-chaya