味覚で感じる「甘さ」もそれぞれ。
今週の2連休で山歩きをしてきました。
その帰りに、先日常連さまが汲んできてくれた「大滝湧水」に寄ってきました。
本当は、別のお水を汲んでくる予定だったのですが、時間的に厳しく、狙っていたお水が汲めないと思い、「大滝湧水」に変更したのです。

そして、汲んだ直後の冷えている湧き水を、その場で飲んでみました。
ですが、ボクが飲んだのは「山歩き」で使っていたペットボトルだったので、スポーツドリンクが入っていたものだったので、スポーツドリンクの味がしていて、よく解らなかったのですが、これがトレーニングの成果なのか、お水の味を探してみると、「お水の甘さ」が理解できました。

そして思ったことは、お水の甘さは「味覚」なんだという当たり前のことが理解できたのです。
その甘さは、「余韻」の甘さです。

「余韻」はお水を飲み込んだあとに口の中で感じる「感覚」で、このお水の場合だと、口の中の舌の側面から下で感じていて、その場所に結構長く留まって甘さを感じているのです。

俗に「甘さ」は、舌の先や、舌の上部で感じると言われていますが、この水の余韻の甘さの場合は違うのです。
これが、香りの嗅覚ではなく、味覚の要素で感じる「余韻の甘さ」だったのです。

このように、お水によっても、それぞれの「特徴」がありますので、「味覚」と「嗅覚」を使って、「質」を見てみるといろんな発見があることに気がつくことでしょう。

ちなみに「余韻」が「甘い」といっても、とても繊細な甘さですので、その甘さを見つけられる人と、見つけられない人がいることでしょう。

お水の飲み比べから、気づいたこと。
今年に入りお店で使っているお水(浄水器を通した水道水)と、汲んできた「湧き水」の飲み比べをしていて気がついたことがある。
それは、当たり前のことなのかもしれないのですが、「水の味」がそれぞれあるということです。

ですが、お水だけの飲み比べでは、解らないことが、コーヒーとして飲み比べをすることで、解ることがあるのです。
それが「水の味」が個性として、コーヒーという液体の中に主張していることに気がつくのです。

その場合に大切なのは、お水以外の条件を揃えるということです。
そして、コーヒーの場合でしたら、お水も一緒に飲むことで、より理解が深まります。
たぶん、こういった飲み比べは、お水で割るお酒でも良いでしょうし、お米を炊いた「ごはん」でも解ることだと思います。

そして、「お水の味」が見れるようになってくることで、お水の個性も感じ取れるようになるので、コーヒーとしてのバランスの中に、お水由来の個性が、なんとなくですが見れるようになってきます。

ということは、常に使っているお水の理解度が大切で、その常時使用しているお水と比べることで、見えてくる世界観があるものだと考えられます。
その常時使っているお水と比べるからこそ、その違いがどこなのかが見えるのだと思うのです。

お水の場合もお酒のチェックと同じように、色からチェックします。
お水の色の違いなんかも、比べることでなんとなく理解できるはずです。
「輝き(光沢・ツヤ)」や「色」、「粘着性」とかも外観からなんとなく解るものです。

そして、口に含んでみて、「柔らかさ」や「硬さ(シャープさ)」であったり、「甘さ」や「余韻の長さ」や「粘着性」、「丸さ」「粒子の細かさ」なども見てみます。
見れるのであれば、「香り」も探してみます。

まずはお水だけでチェックしてみて、それからコーヒーにしてチェックすると、不思議とお水の個性が登場していることに気がつくはずです。

ご自宅でも、お水以外の条件を揃えて飲み比べをすることで、いろんな気づきがあると思いますので、ぜひトライしてみてください。
コーヒーだけでなく、お酒でしたら「焼酎」や「ウイスキー」の「水割り」でも、確認することができるかと思いますので、試してみてください。
その場合も、お水も一緒に飲み比べることが大事です。

「大滝湧水」の湧き水で飲み比べ。
今回も常連さんの持ち込みで、山梨に遊びにいった常連さんが汲んできてくれました。
山梨県北杜市の大滝神社の大滝湧水です。



冷蔵庫で冷やしてくれてあったので、まずは冷えたお水だけをいただきます。
今回は常連さん3人と、ウチの相方とボクの計5人で飲み比べます。

まずは、「硬すぎず、やわらすぎず」といった口当たりで、甘さもそれほど強くはないです。
そして、やはり「丸さ」があり、粘着性も強くはありませんが、しっかりと余韻の長さを感じます。

誰かが「レモンのような」風味を感じ、そして余韻に「土」の香りがあると言いました。
探してみると、口に含んですぐのタイミングから表層的に「黄色のレモンの皮」のような印象の爽やかさを薄く感じます。
「土」の香りは2人ほど余韻に感じると言っておりましたが、やはりボクの嗅覚ではキャッチできませんでした。

そして、常温に向かって「緩んで」くると、液体に「まっとり」とした粘着性が現れます。
たぶん、この「まっとり感」があることで、余韻の長さが生まれているのだと推測されます。


今回は「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」で、飲み比べます。
まずは、当店の浄水器を通したお水ですと、柑橘系のフレーバーと、舌の上に立体的に厚みのある酸味が乗っかっている印象があります。
すこしぬるくなると、オレンジピールのような酸味が楽しめます。
液体は丸いのですが、粘着性がかなり強く「ベルベット」のような印象があります。


次に、大滝湧水の「エチオピア・イルガチェフェ」の香りを嗅いでみると、もう立ち上がる香りから「丸さ」が現れています。
口に含むと、第一印象は、オレンジの果肉のフレーバーに、「透明感」と「シルク」のような滑らかさを感じます。
しかし、浄水器のような「酸味の力強さ」が無く、「厚みを感じない」。
口に含むと、横の広がりはあるのですが、厚みがないまま、「透明感」のあるオレンジのフレーバーのシルキーなコーヒー感が楽しめます。

逆に、浄水器のお水では、「透明感」や「キメの細かな滑らかさ」は得られないものの、酸味の舌を指すような強さや、酸味の厚みが印象的で、粘着性のあるベルベット感のある酸味も特徴的。

どちらとも、一長一短があり、足して2で割ることができたら良い感じ。


しかし、今回でも感じましたが、お水と一緒に、コーヒーも飲むことで、「水の味」がコーヒーにもきちんと抽出されていて、それを感じることができます。

お水の特徴が、そのままコーヒーの液体の表現になっているということです。
たぶんですが、これは他の条件を同じにして、お水だけを変えてカッピングすることで、見えてきた世界観で、コーヒーは「コーヒー豆」と「お水」から出来たものであることを、より強く意識しました。

そして、今回の湧き水も、お水だけで飲むと、やはり「お水の力」があり、余韻の甘さが長いことに気がつきます。
が、しかし、飲んで美味しいと思える「お水」が、素材を引き上げるというお水でも無いということです。

素材の持つポテンシャルを落とさないように、それでいて、日常的に使っている水道水よりも「素材を引き上げる」というお水が、やはり「良質なコーヒーに適したお水」であると思うのです。


しかし、コーヒーが焙煎が強かったり、酸味が強すぎる場合には、このお水を使うことで、その強さを和らげてくれそうですので、向いていると思えます。

これからも、「お水の飲み比べ」を行ってゆくことで、いろいろと気がつくことがあると思いますので、これからも取り組んでいきたいコンテンツであると思っています。

木曽・三岳地区の湧き水。


今回の湧き水の飲み比べも、常連さんが木曽福島へ遊びに行き、町の中で汲める湧き水を持ってきてくれました。
パン屋さん「Bee's Bakery」の近くにあるという湧き水というお話でした。
(このパン屋さんのパンもいただきましたが、女性的で温かみのあるパンで美味しかったです。)

まずは、お水だけで飲み比べてみると、
硬すぎず、柔らかすぎず、透明感と滑らかさがあり甘さも程よく感じます。
前回の御嶽神社のお水を思い出すと、やはり御嶽神社のお水は、「力」が強く、ミネラルが多いのか、余韻が甘く、そして厚みのある滑らかさをすごく感じ、お水だけで飲んで美味しい湧き水という印象でした。やはり、御嶽神社の湧き水だけあって「力強さ」をすごく感じました。
そのお水と比べると、力は穏やかで、たぶんこちらのお水のほうが「コーヒーとの相性が良さそう」です。


今回のコーヒー豆は「コロンビア・ブエナビスタ農園/FW」です。
ローストレベルは、ハイ/シティローストですので、若干だけ深いのですが、今の時期には酸味系よりもこちらのほうが、テースティングに向くかも?と思い選びました。

お店の浄水器で淹れたコーヒーは、いつもの感じなのですが、赤いイメージのリンゴやデーツを思わせる甘いローストのフレーバーがあります。ほどよい厚みがあり、一般的にはこれを”コク”というのでしょう。

湧き水で淹れてみると、浄水器よりも立ち上がる香りに「明るさ」を感じます。
口に含むと、滑らかさや透明感の質はワンランク上の液体の感覚はあるのですが、香りに厚みを感じないのと、さきほどの「ほどよい厚み」を感じず、酸味が湧き水のほうが登場してきています。
そして、温かいときは「ローストのダメージの香り」を若干拾い、トゲトゲしさというのか、余韻でそのローストのダメージを感じ、あれ?と思いました。

しかし、驚くのはこれからでした。
ある程度、コーヒーの液体の温度がぬるくなってくると、立ち上がる香りからもわかるくらい「丸く」なってきます。
口に含むと、滑らかさと粘着性のある甘さの質が温かいときよりも断然上がっています。
これは、液体の粒子のキメの細かさからきている「上質な滑らかさ」で、しかも「明るさ」もワンランク上がっています。
そして、温かいときよりも、余韻の甘さに厚みが出てきていることと、良質な粘着性の甘さの余韻の長さがうっとりとさせてくれています。
そして、気がつくと先ほど感じたローストのダメージも、もう感じなくなってきていました。

ここから推測できることは、水の粒子か細かいという滑らかさがあるということです。
そして、どちらかと言えば「やわらかい」、そしてお水だけで飲んだときは気がつかなかったのですが「甘い」のです。
不思議なのは、コーヒーを飲んだ後に、この湧き水を飲むと、口の中に残っているコーヒーの香りを増長されてくれていることです。
微量な香りもお水がその香りを増長させてくれているので、お水に「味がある?」と勘違いしてしまうほどです。そして、余韻に甘さと滑らかさを感じさせてくれています。
と、いうことは「何かと、このお水とを合わせたとき」に、合わせた素材の持っているポテンシャルを「引き上げる」という働きをするお水であると思うのです。


そして、今回のお水で理解したことは、お水にも「バランス」があるということです。
あと、お水にも「明るさ」があるということ。
ですが、お水単体ではそれらは気がつかず、なにか他のものと合わせたときに、それらは引き出されるということです。

液体の透明感・滑らかさの質・甘さの質・余韻の質・明るさ・これらをこの湧き水は引き出してくれるお水であると思いました。
香りだけは、そこまで引き出されてない印象ですが、冷めてきたときにはとてもうっとりとする「赤い」フルーツをイメージする美味しさがありました。

たぶんですが、このお水だと素材の持つ質の部分を引き出してくれる美味しさがあるものだと思います。
特にぬるくなってからが、際立たせてくれるのだと思います。


そして今一度、「液体の質の美味しさ」を考えたときに、コーヒーであるならば、「コーヒー豆の持つポテンシャルの高さ」を「焙煎」によって引き出し、抽出において「抽出器具」と「お水」によって、飲む液体にする。

それらのすべての工程で、「質」が問われる。
そして、すべての工程で、「質」を導き出すという一貫した考え方のもと、使用する器具や、お水までもがその考え方に沿ったものであることが重要だと言えることでしょう。

もし、間違った選択をすれば、必ず「質」は落ちることになる。
だからこそ、「質の美味しさ」とはなんなのか?をきちんと理解する必要があると思うのです。

今一度、「質の美味しさ」とはなんなのか?を考えてみてください。
以外と、きちんと「ことば」で言える人は、とても少ないことに気がつくことでしょう。

本宮山<上の手水>の湧き水。
浜松市周辺で、山歩きをしている人ならば知っている山が、『本宮山(ほんぐうさん)』です。

本宮山の山頂に、砥鹿神社(とがじんじゃ)の奥宮があり、登山道を登ってゆくと鳥居が何箇所かあり、途中2箇所にお清めのための『水』が流れ出ている。

基本、お清めの水なので、飲料水としてではなく口をすすぐ程度なので、そのお水を飲むことはないのですが、いろんなところの「湧き水の飲み比べ」として、汲んで持ち帰ってみたのです。
持ち帰ったのは、登山口から1時間30分ほど歩いたところに流れ出ている2番目の湧き水。
ですので、煮沸してから飲んでいます。


まずは、お水だけで飲んでみる。
口当たりは、比較的やわらかくて、まろやか。
甘さも感じますが、甘さよりも「やわらかくて、丸い」という印象。
甘さや硬さ(シャープさ)は、それほど感じないので、やわらかな軟水という感じでしょうか。

今回は、「エチオピア・シャキッソ PN」で飲み比べ。
まずは、お店の浄水器を通したお水から。
口当たりの印象は、赤い色のイメージの「チェリー」や「ザクロ」。
フレーバーは、甘さを伴う「オレンジピール」。
苦味や渋みが合わさり「皮寄り(ピール寄り)」という印象。
ですので、苦味や渋みという、すこし重たい印象の酸味。

本宮山の2番目の湧き水。
口当たりの印象は、丸くて明るい印象のオレンジ色。
なので、フレーバーも夏みかんのよう。
浄水器のお水と比べると、苦味や渋みといった重さが気にならず、より『丸くて、明るさ』を感じる印象。

浄水器の水が「ダークさ」を感じるものだとすると、本宮山の湧き水は『明るさと、丸さ』を感じる印象。
たぶん、コーヒーやお茶などにも適している印象を持ちます。

ただ、汲んで持ち帰るのが人力ですので、大変です。
そして、必ず煮沸したほうがよいので、そのまま飲むには不向き。

本宮山の山頂で、コーヒーを飲んだりするときに、汲んでいくと良いかも。
なかなか、コーヒーと相性の良いお水でした。

御嶽神社の里宮の湧き水。
漫画「ONE-PIECE」の、レイリーさんの「ことば」を思い出していた。
『この世には偶然などないのかもしれない。すべてが必然であるかの様に、”縁”はやおら形をなしてゆく。』


ここひと月ほどの期間に出会ったお客さんが、当店の考えを気に入ってくれたみたいで、偶然遊びに出向いた先の「木曽福島」で「湧き水」を汲んで持ってきてくれた。
その湧き水をテースティングしたことで、いろんなことが「理解」できた瞬間でもありました。

今回は、その「湧き水」のテースティングと、その「湧き水」で淹れた『ケニア・ムランガ・ギティガ』の飲み比べの詳細を載せたいと思います。



<御嶽神社の里宮の湧き水>

まず、お水だけを飲んでみた印象は。
「透明感とまろやかさは、もちろんなのですが、余韻の甘さであったり、なめらかさであったり、余韻の心地よさは今までのお水の中では一番の印象。」
ここまで、お水の余韻に厚みがあり甘さを感じるというお水に出会ったことがありません。

うちの相方が言うには、余韻に「ミルキーさ」を感じたと言っておりました。
お水であるのに、ミルクのような滑らかさと味わいを感じ、お水ではじめて「味わい」を感じたとも言っておりました。

飲んでみて、素直に『美味しい』としみじみ思える湧き水であると思います。
お水の持つ「ポテンシャルの高さ」と言うのでしょうか、お水の「力強さ」というのでしょうか、このお水との出会いは、一晩寝たことで、いろいろと頭の整理がついて、より印象深い出会いとなっています。
お客さんに感謝です。


次に、この湧き水を使用したコーヒーとの比較です。
前回同様、同じコーヒー豆(ケニア・ムランガ・ギティガ)を使用し、お水だけ変えてのテースティングです。

この湧き水を使用したコーヒーは、今回はお客さまも参加してくれていたので、ドリップ式(swissゴールド:フィルター)とテースティング・グラスとの2つの抽出方法で見ました。

まず抽出していて気がつくことは、もうコーヒー液体の透明度や照明の反射の光り方が「キレイ」なことに気がつきます。
不思議ですが、味わいの「透明感」などは、液体の状態を目でみた印象で理解できるもので、それが美味しさと比例していたりすので面白いものです。

立ち上がる香りだけを見てみると、香りの強さでは「浄水器のお水」のほうが「強い香り」を感じるのですが、より「キレイさを感じる香り」は「湧き水」のほうがあるのです。
しかし、やはり香りは導き出されていない印象です。

「酸味の質」や「フレーバーの質」・「余韻の質」・「甘さの質」は断然「湧き水」のほうが上回っており、より「まとまりのある」バランスの良さがある印象で、なにより一番の特徴は『余韻の甘さ』なのではないでしょうか。
まとまりがあることで、舌の上で感じる味わいの推移がコンパクトにダイレクトに脳に伝達されるような印象で、そしてそれがそのままの厚みのまま余韻の長さと上質な甘さの余韻となって続いてゆく。

余韻の甘さは、酸味の持つ「明るいオレンジ」や「レモン」などのフルーツ感と、ローストがもたらしてくれている「上品なキャラメル」感から、「べっこう飴」のような甘さの質にしてくれています。
ここには、素材の持つ「透明感」や「シルキーな滑らかさ」と、適正なローストがもたらす「透明感」と「粒子の細かさ」が大切で、バランスが大切であることが理解できます。

「甘さの質」というものは、「透明感」と「滑らかさの質(マウスフィール)」がベースにあって、更に「酸味」と「焙煎の質」が「甘さ」と「フレーバー」を生み、それが「余韻(アフターテイスト)」へと続いていっている。

良質さとは、「豆の持つ素材の力」と、「焙煎によって導き出される質」とが合わさることで、はじめて登場する美味しさであることが理解できた瞬間でした。

そういったコーヒー豆の持つポテンシャルの高さを導き出すものが、『抽出器具』と『お水』であるということです。

ローストのフレーバーは、コーヒーの美味しさの可能性を「とてつもなく秘めている」ということです。


この湧き水と出会って、コーヒー焙煎の理解度のレベルがまたワンランク上がりました。
それくらい、良いお水だと言えるでしょう。
そして、御嶽山からの「力強さ」がお水に現れているようなお水でした。
お水だけで飲むと、その力強さがより判ることでしょう。

『柿田川の湧き水』を使用したコーヒーのテースティング。


昨日は、『柿田川の湧き水』で焼酎を割って飲んでみた感想を載せましたが、今日は本職である『柿田川の湧き水』を使ったコーヒーのテースティングの詳細を報告しようと思います。

まず、お水だけを飲んだ印象は、
「柔らかすぎず、硬すぎず、甘すぎずといった感じですが、とても透明感を感じます。」
お店の浄水器を通したお水はというと、『柿田川の湧き水』と比べると、硬さというのか、シャープな透明感を感じる印象です。

今回は、リアル店のみで販売を始めている『エチオピア・シダモ・シャキッソPN』でチェックしてみました。

お店の浄水器のお水の印象は、まずは液体の丸さとエチオピアの滑らかなフルーツ感が好印象。シャープな酸味の力強さも感じますが、余韻のフルーツ感と甘さの質に丸さと粘着性を感じ、余韻の美味しさが光ります。

次に『柿田川の湧き水』を同じ豆で淹れてチェック。
まず、「立ち上がる香りの質が変わっていることに気がつきます。お店の浄水器のお水よりも、より『高級な烏龍茶のような花のような香り』を感じ、より丸さを感じます。口に含んでみると、マウスフィールの滑らかさの質が一段と上がっています。浄水器のお水で感じたような「シャープな酸味の力強さ」が無くなり、酸味のフレーバーの質もワンランク上になった印象。そして、一番大きく変わったのが、アフターテイストの余韻の甘さの質と言ってもいいかもしれません。力強いという印象から、まろやかさや甘さや香りの厚みがUPしたような甘さの質が上がっています。』

しかも、今回は浄水器のフィルターが残り300Lくらいになっていたので、フィルターを交換したお水を使用していましたので、普段よりもより透明感や滑らかさの質が上がっている状態だったのに、『柿田川の湧き水』と比べると全然質がちがうのです。

前回の『富士山浅間大社の湧き水』の場合は、『甘くて柔らかい』という印象が、コーヒーを淹れた場合にそのまま影響し、甘いけれど柔らかいことで『ボヤけがち』な印象だったのですが、今回の『柿田川の湧き水』は、香りも全面に登場するようになり、酸味の質、甘さの質、余韻の厚みや質があきらかに上がっています。

同じコーヒー豆で、お水でここまで変わるものなのか!
というくらいに変わりました。

三島に遊びに行く予定のある方は、興味があったら『柿田川の湧き水』を是非汲んできてみてください。
たぶんですが、お米やお茶なども変わることだと思います。

焼酎の水割りも『お水』で変わる。
今週の休日を利用して、三島に行ってきました。
ランチを食べてから、柿田川公園で『湧き水』を汲んで、とうふソフトクリームを食べ、山中城跡を散策して帰ってきました。
それぞれに面白さがあり、1日充実しました。

帰ってきてから、晩酌で『柿田川の湧き水』を焼酎で割って飲んでみることに。

お水だけで、飲んでみた印象は、柔らかすぎず、固すぎず、甘すぎずといった感じで、透明感を感じます。
前回汲んだ『富士山浅間大社の湧き水』との印象を比べると、明らかに前回のお水のほうが『柔らかくて甘さ』を感じました。

普段飲んでいる焼酎に、今回『柿田川の湧き水』で水割りにしてみます。
まず、立ち上がる香りからして『透明感』を強く感じ、そのせいか「香りが立っている」印象を受けます。

口に含んでみると、香りと味わいが「よりくっきり」と現れている印象を受けます。
味覚的な要素と、嗅覚的な要素から『透明感』を感じ、いつもより香りが一歩前に出てきてるような印象を受けます。

割るお水を変えただけなのに、焼酎がワンランク上がったような美味しさが現れたのです。


コーヒーの飲み比べの詳細は、また後日書きたいと思いますが、これほどまでに水割りで使用する『お水』でも変化するということを面白く思います。

やっぱり、食の本質は同じなので、使うお水って大事だなぁとつくづく思えるようになりました。

新しいカテゴリー<水で飲み比べ>。
先日このブログで書いた、<『富士山浅間大社』の湧き水で淹れたコーヒー。>に、新しいカテゴリーを作ることにした。
それは、『水で飲み比べ』というカテゴリーだ。

いろんな湧き水を汲んできて、お店のお水とで飲み比べをしてみる。
そういったことをすることで、以外といろんな発見があるように思えたからだ。

コーヒー豆にこだわる方は以外と多いけれど、当店の推奨するこだわりの『お水』と『フィルター(抽出器具)』に「こだわる」方はとても少ない。
自宅のお水事情を聞いてみると、「水道水」をそのまま使っている人も結構いるのです。


コーヒーという液体を飲む場合は、『コーヒー豆』を粉砕して、『お水』を沸かして、抽出器具に粉をセットして、沸かしたお湯を使って『抽出』をする。
なので、味わいや風味が変わるポイントは、『コーヒー豆』『お水』『抽出器具』の3つなのです。

そこからもっと細かなところを見ていくのであれば、「お湯の温度」や「注ぎ方」などになってくるのですが、物理的に味や風味が変わるポイントは、『コーヒー豆』『お水』『抽出器具』の3つになってくるということなのです。

そのひとつひとつが大切なので、できるだけその3つのポイントを真剣に取り組めば取り組んだ分だけ、『本質』の美味しさに近づくことができると考えています。

その場合に気をつけるポイントは、3つ、または2つ同時に変えて試さないことです。
3つのうちの1つだけを変えて試すことで、試した成果が結果として見えるものですが、2つ同時に試してしまうと、2つのうちのどちらがどう変わったのかに気がつかなくなってしまいます。

1つを試して、それが「どう変化したのか?」を分析することの積み重ねが、いろんな理解力を高めていきます。
そういったことの積み重ねと、想像力とが一致してくることで、「質のなんたるか?」の理解力が上がってきますので、『本質』に興味のある方は、いろいろと楽しみながら実践してみてください。

本当に、「お水」でもびっくりするくらい変化しますし、『抽出器具』でもびっくりするくらい変化するものなのです。
それが、『変わらないよ』という人には、感覚がかなり鈍っている事実を知っていただきたい。
まずは、己を知ることも、大切な第一歩なのだということも知っておいて欲しいことなのです。

『富士山浅間大社』の湧き水で淹れたコーヒー。


今週のお休みに、富士宮の『富士山浅間大社』の湧き水を汲んできました。
今日、その湧き水を沸かし、当店のコーヒーを淹れて、普段使っているお店のお水で淹れたコーヒーと飲み比べをしてみました。

お店の浄水器は家庭用の浄水器で、900L使用すると交換するというものですが、現在450L使用中です。
もちろん、同じコーヒー豆で、飲み比べです。
使った豆は、今当店で一番クオリティの高い『COEホンジュラス・ミラヴァレ農園』。

『富士山浅間大社』の湧き水と比べると、『富士山浅間大社の湧き水』のほうが、『やわらかく』て『透明感』がある印象です。
やわらかくなることで、輪郭のシャープさがやわらかくなり、『くっきり感』は減ってしまっています。
ですが、マウスフィールの印象は、『富士山浅間大社の湧き水』のほうがシルキーで、透明感もより感じます。

フレーバーは、当店のお水のほうが、ロースト系の「カカオ」や「ナッツ」「べっこう飴」などの甘い香りが楽しめる印象で、『富士山浅間大社の湧き水』では、やわらくなることでロースト系のフレーバーは「丸くて甘い」という印象のチョコレート。

酸味の印象は、当店のお水のほうは、渋みが伴う柑橘系で「オレンジ」っぽいのですが少し重たい。
『富士山浅間大社の湧き水』のほうは、「丸い」柑橘系の「オレンジ」ですが渋みというよりは「苦味」でクリーン(透明感)があります。

お水によっても印象は『結構』変わります。
特に、水道水を直接使っている場合では、『クリーンカップ』と『マウスフィール』が全くちがってきますので、浄水器を通したお水を使うようにしましょう。

浄水器の性能によっては、弱アルカリ水のほうが良い場合もありますので、アルカリイオン整水器をご利用の場合は、浄水・弱アルカリ・強アルカリで同じ豆で、それぞれ飲み比べ、どのお水で淹れるお水が一番美味しくなるかを確かめてみると良いかと思います。
しかし、この場合、一般流通(特に農園指定などの表示がないもの)の「コモディティ・クラス」のコーヒー豆と、「スペシャルティ・ランク」のコーヒー豆では、味わいや香りの美味しさがお水で変化しますので、安いコーヒー豆で美味しく飲みたいという方、スペシャルティ・ランクで美味しく飲みたいという方も、それぞれのコーヒー豆をお水で成分の引き出し方をコントロールするのも上級者の楽しみ方と言ってもよいかもしれません。

 


 


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