豆腐職人のお話。
昨晩、再放送だと思いますが、寝落ちして起きたときに「プロフェッショナル」が映し出されていた。
その回は、「豆腐づくり」のプロフェッショナルで、豆腐職人の作り出す「絹ごしどうふ」のことをやっていた。
人間って、本当に知らないことが多く、今の「絹ごしどうふ」は、簡単に「とうふ」を固めて失敗のない凝固剤を使用しているとうふ屋さんがほとんどなのだそうです。

そして、その「プロフェッショナル」のとうふ屋さんは、昔ながらの「にがり」を使い、何年もかけてその絶妙な固さ加減を独自で編み出したというお話でした。
「にがり」だけを使って作った「絹ごしどうふ」は、豆腐本来の大豆の風味が強く、そしてお箸でつかめるギリギリの固さ加減にすることで、口のなかでほろほろと崩れ、一気に風味が口のなかに広がるのだそうです。

そして、そのとうふ屋さんの主人は、とても哲学的。
『単純なものほど、複雑で難しく。複雑なものほど、実は単純だったりする。』
とも言っていました。
そして『単純なものは、ごまかしが効かない。単純極まりないものを、おいしい味と、程よい食感にすることは、実は難しく、それこそが豆腐づくりの面白いところだ。』と語っておりました。

ボクも、ここにとても共感。
コーヒーも、生豆を選び、焙煎するだけと、とてもシンプル。
シンプルだからこそ、難しさがあるのです。

そして、とうふ作りの「こだわり」に、原料の大豆の選び方に、今ではもう作られなくなってしまった品種など、いろんな品種でとうふを手掛けてみたいと意欲的でした。
お気に入りのナンバー1を通年を通して使うのではなく、多様性のある美味しさを提供したいのだそうです。

それぞれの個性の良さがあるもの。
それこそが『個性』を活かすという美味しさなのだと、ボクも思います。

しかし、こんなことも言っておりました。
(うる覚えですので、こんなニュアンスという感じです。)
今の世の中は「甘さ主義」。甘ければ良いという時代になってしまっているからこそ、素材の風味が活きているものが「うまい」もの。だから個性が大事で、味の多様性も大事。


素材の美味しさを引き出そうと努力している人だからこそ、追いかける美味しさがあるものです。
それが、素材の良さが活きているという美味しさだと、ボクも思っています。
そのために、その『素材の良さ』とはなんなのか?を考える必要があるし、その素材の良さの引き出し方も、ひとつだけではないということも考えなければなりません。

深く考えている人しか、そこの美味しさを見つけることもできないし、見ることもできない。
美味しさとは、実はとても哲学的でもあるのだと、ボクはそう思っているのです。

才能のある人から学ぶ。
昨晩、寝落ちしてつけっぱなしになった深夜のテレビで再放送だろうと思う『プロフェッショナル』が映し出されていた。
内容は、『発明家』の方のドキュメンタリーだった。

幼少期から頭の回転が早く、小学校の勉強では退屈すぎる毎日が、なんのために学校のカリキュラムがあるのか理解に困り、自分には必要がないことだと思い小学校の高学年になるころに学校に行くのをやめたそうな。

そして、『自分はなんのために存在するのか?』という疑問を抱きながら、いろんな職種を転々としながら自問自答していたそうだ。
そして、転機は自分が運転していた車で自損事故を起こしたことがきっかけだった。

車の前輪のタイヤを固定してあった一本のボルドが折れたことで、他のネジが緩み、すべてネジが落ちてしまったことで、その事故は起こったのだそうだ。

その事故で、『自分は生かされた』と思い、これからなにをしなくてはいけないのか?を、いろいろと考えてメモ用紙に書きなぐっていって、あることに気がついた。
今自分に必要だと思われた内容が『学校教育のカリキュラム』と同じような内容だったからだと言う。
学校教育のカリキュラムは、『可能性の幅を広げるためのもの』であることを、このときに認識したのだという。

そして、『自分はなんのために存在するのか?』を探すことになるのですが、『なぜ?折れたボルトのせい』で『ネジが外れてしまったのか?』を調べることになる。
そして、そのときに『ゆるまないネジ』は、その時代の常識では存在しない難関だったそうだ。
しかし、その時代の常識では解決できないことは、常識から外れたところにあると考え、『ゆるまないネジ』を開発し、『発明家』となった。

そして、人間は独りでは存在しているわけではなく、いろんな生物や植物、いろんな人がいることで自分がここに居ることを理解したという。
なので、人が困っていることを解決する役割の『発明』をすることで、自分の居場所を見つけたのだという。


そのテレビを見ていて気がついたことは、その『発明家』の方は、いろんなものの見方をしているんだなぁと思った。
ボクにはできそうにないことなのですが、『感情的』になることなく、『本質』を見抜く能力があるんだなぁと深く感心した。

人間だれしも『感情』に流されるものであると思っている。
ですが、そこに執着していることで、生まれない発見や気づきがあるのだということなのだろうと思うのです。
そこに執着しないからこそ、いろんな見方ができるのかもしれない。

これは、なかなかボクには難しいことで、年月が経つことで丸くはなるとは思うのですが、今後の課題のようにも思います。

『BONES』ボーンズ。
最近ハマってしまっている海外ドラマです。(笑)
今、深夜にシーズン1を放映しているのですが、一回見てしまったらハマってしまい今はレンタルでシーズン2に突入しています。
主人公「テンペランス・ブレナン」は法人類学者なのですが、FBIの捜査の依頼を受け被害者の『骨』から身元を判明したり、事故なのか?事件なのか?を探り、死因を究明していくのです。
そこに、生い立ちで里子に出されていた真実が見えてきたり、研究所内の恋愛関係も絡んできたりと、意外と面白い。
でも、結構グロい映像も出てくるので、弱い方は食事中や食後に見ることはやめておいたほうがよさそうです。(笑)
今のところシーズン4まで、出ているのでしばらくは楽しみが増えましたよ!

 


 


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