木を見て森を見ず。
昨日は、コーヒー生豆の業者さんのところへ勉強会を兼ねた、2019COE コスタリカのカッピング会に参加をしてきました。

今年のCOE(カップオブエクセレンス)からレギュレーションが少し変更となりました。
昨年までのCOEでは、国際審査員により86点UPがCOEでの評価基準となっておりましたが、今年より87点UPという評価基準が新たになり、よりクオリティの高さが基準となりました。
そして、上位の30位までがCOEという称号を授与できるレベルで、31位以下は、たとえ87点UPの成績だとしてもCOEの称号を与えられないということです。

もうひとつの変更は、昨年度までは90点UPのコーヒーには、プレジデンシャル・アワードと呼ばれる名誉ある賞を受賞できたのですが、近年では90点UPのコーヒーが多い時ですと10位近くまでとなってしまい、90点という品質の希少性が低くなってきてしまっています。それくらい、コーヒーのクオリティが全体的に上がってきているということなのだと思うのですが、そのために、今まででしたら90点UPのプレジデンシャル・アワードに選ばれたコーヒー豆は、「a」と「b」と同じロットを半分ずつ分けて、2つロットに分けてオークションを行なっていたのですが、それが今年からは「3位まで」となり、その「半分ずつ2ロットに分ける」というレギュレーションに変更されています。
ですので、2019年からは、プレジデンシャル・アワードは、ひとつの開催国で上位3位までのロットとなるので、より「プレジデンシャル・アワード」を得ることが難しくなるということです。

一般の消費者目線で言えば、よりCOEと呼ばれるコーヒーの品質が良いものでなければ、その称号が与えられませんので、より良質なコーヒーの代名詞といえるほどのコーヒーが、COE(カップオブエクセレンス)だと言えることでしょう。


そして、そういった87点UPのコーヒーのみでコーヒーをカッピングすることで、より良質なコーヒーの理解度が上がりますので、今回ですと2019COEコスタリカの28位までの28ロットをカッピングして勉強をしてきました。

ある程度、フレーバーの情報が見えてきてはいるのですが、昔の人はよく言ったもので「木を見て森を見ず」ということわざがあるのですが、正しく昨日のボクは「木を見て森を見ず」でした。

どういうことなのか?と言うと、ある1つのことに「とらわれて」しまっていると、その他の「全体が見えなくなってしまう」と言うことを実感しました。

昨日、気になった点は、酸味の「柔らかさ」や「ぼんやり感」が気になるものがあり、そこに囚われてしまうことで、その他の酸味の情報すらも見えなくなってしまいました。
同じコーヒーでも、業者さんにコメントを伺うと、「少しドライ感があって」とか「余韻が短くて」とか、ボクの囚われているポイントだけでなく、その他のポイントを聞いて初めて見えてくるポイントは、「森を見ている」という意識でした。

自分の「囚われて」しまっている見方では、「森は見えず」、やはりそこに質を見るという難しさがあると言うことも、勉強をしました。

そして、昨日を通して思ったことは、「酸味の質」と「甘さの質」と「それらの余韻の質」というところが大切なのだと言うことです。

「余韻」をキチンと見ることで、いろいろと「余韻で語られている」と言うことが、改めて感じました。
と言うことは、余韻のフレーバーまでキチンと見えていないと、質は理解できないと言うことです。

これから、次回の勉強会までの時間で、「酸味の質」「甘さの質」と「その余韻の質」を意識して取り組みたいと思っています。

 


 


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