コーヒー焙煎の味づくり。
香茶屋では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、店内での飲食は自粛させていただいておりましたが、休業要請が解除されたことで、今週より店内での飲食を再開しております。

ですが、3密を避けるための対策としまして、カウンター2人、テーブルは1つで1人のご利用とさせていただきますので、当店の小さな店内では4名さままでしかご利用できない状況です。

1グループで3名さま以上でのご入店での飲食は難しいと判断していますので、ご了承ください。
また、しばらくの期間は、店内での飲食はコーヒードリンクのみの営業とさせていただいております。
ご了承ください。

御来店人数が多い場合には、テイクアウトでの営業も行っておりますので、テイクアウトをご利用いただければと考えております。

営業時間も、しばらくの間、
11:00 ~ 18:00 となっております。
よろしくお願い致します。

香茶屋 店主 伊藤


<本日のブログ>


ボクの思考は最終的にコーヒー焙煎について、すべてそこに結びつけて考えてしまう。
それほどコーヒー焙煎は難しく、そしてまったく思い通りにはゆかないことを知っているからです。

そして、味づくりと言うものは、口に含んだ瞬間の広がりを立体(3次元)だと考えると、そこに時間経過としての変化が加わるモノなので4次元的な要素を含んでいる。
そこまでの変化を意図的に、意識的に作ることになるのですが、まぁ当然ですが思い通りにはいきません。

そして、その4次元的な味わいを作り出す設定は、不思議なことに1次元的な設定の組み合わせによって出来上がっていると言う事実です。
1次元の焙煎の設定は、立体的な3次元的な味わいやフレーバーを作り出している。
そして、1つの設定では足りない空間を補うように、幾つもの設定でより立体的な空間を作り出すのです。


<ウィキペデアに乗っていた画像をお借りしています。>

なので、幾つもの1次元の焙煎の設定の組み合わせは、味わいの中で「3次元的な重なり」や「連なり」を現していると言うことです。
この意識があればこそ、4次元の組み立てが可能になってくるのだと考えています。

と言うことは、1箇所の1次元の設定で表現されている3次元的な味わいの組み立て方を理解しなければならないと言うことです。
それも、その他の複数の設定が重なるひとつの4次元的な味わいの中から、1つの設定の3次元的な味わいの特徴を見抜き、1次元の設定の「点の動かし方」を理解しなければ、意図的にそれを作り出すことは難しいと言うことです。

コーヒーの味づくりは、甘さの登場の仕方、酸味の登場の仕方、ボディや滑らかさの登場の仕方、余韻までのそれらの変化などを、すべてコーヒー焙煎の設定によって作り出しているので難しさがあり、なので面白いのです。
それが焙煎によるローストの「バランス」です。

でも、人の感覚の素晴らしいところは、それぞれの設定箇所の1次元の設定の「点の動かし方」を味わいの特徴の変化から理解することができるようになるというところです。

これこそが人の持つ「感覚」という、とても素晴らしい能力なのだと思っています。
だからこそ、感覚を育てることで、見えてくる世界観がある。

これは、誰しもが持っている能力で、トレーニングによりある程度までは皆が習得できるものであるとボクは考えています。
そのトレーニングで必要な要素は、「諦めない」とか「否定しない」とか、ネガティブな思考で考えないと言うこと。
これが意外と難しいので、ボクの場合は25年もかけてようやく理解できてきた感覚の世界観なのです。

 


 


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