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気づきとは、以前の状態を脳内で比べている。
公開日:2025年6月26日更新日:2025月06月26日
カテゴリ:テイスティング, 感覚のはなし, 論理的な考え方

ボクはいつの頃からか、論理的に考察するようになってしまった。
なので、気づきがどのようにして生まれているのかを考えた場合に、それは過去(以前)の状態と今現在の状態とを比べることによって、その違いを明確に感じ取れてるために「ハッと」する現象が気づきなのだと思ったのだ。
そのためには、より繊細に感じ取れる感覚が必要不可欠であり、そしてそれらを記憶していることが重要になる。
ボクの場合は、興味があることでないと記憶できないポンコツな記録媒体なので、興味があることが前提になっている。
そして興味があるからこそ、意識することが出来るのだ。
あとは、これまでのテイスティング・スキルが功を奏している。
テイスティングとは、状態を細分化することで、その状態をパーツごとに記憶し、全体像を記憶するための技術である。
そのため出来るだけ多岐の状態を分割して覚えることが出来るようになっているため、以前の状態と今現在の状態との違いを見出すことが容易になるのだと思っている。
なので、テイスティング・スキルが向上するにつれて、気づきの発生確率が高くなっていることに自分でも驚いている。