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トライ&エラーから近づいてゆく。
公開日:2025年7月12日更新日:2025月07月12日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

コーヒー焙煎(ロースト)の設定値が狂い始めると、毎回のことながらトライ&エラーの繰り返しから、徐々に味づくりを整えていくことになる。
「昨年までのデータがあるんじゃないの?」
と思うかもしれないが、前向きな焙煎士は、常に新しい手法に取り組み続けているため、昨年のデータは案外使い物にはならない。
大まかな流れは経験が知っているので、経験則とそこから導き出されるトライ&エラーの繰り返しから、もっとも美味しいと思えるバランスを整えてゆくのだ。
本来はエラーするためではなくて、「成功する」ためにトライをしているので、成功に導くためトライをすることが求められることになる。
そこで、成功するために共通しているものは経験則になる。
経験は成功するために必要なプロセスなのだから、より前向きな姿勢のトライが求められるのだと思うのだ。