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実は、秋野不矩美術館の特別展にも足を運びました。

公開日:2025年9月26日更新日:2025月09月26日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

実は、秋野不矩美術館の特別展にも足を運びました。

実は、午前中に掛川ステンドグラス美術館、お昼を挟んで午後からは天竜の秋野不矩美術館の特別展にも足を運びました。
東山魁夷さんの作品2点と平山郁夫さんの作品1点が展示されるとあって、特別展に足を運びたかったのです。

個人的に、その御二方の作品は別格で、もうずうっと観てられる。
そして、表現として思ったことは、美しいだけではなく、それぞれに伝えたいことまでを作品に閉じ込めているところが素晴らしいのだと。

どちらか1つを閉じ込めるのではなく、「美しさ」と「伝えたいこと」の2点を同時に閉じ込めているということ。
この難しさを「技法」や「色の組み合わせ」「カタチ」によって成し遂げている。

ほとんどの人たちの作品は、どちらかだけであったり、もしくは両方ともなかったりするために感情に留めるところまで行かないのだとそう思ったのだ。

これをローストに置き換えるのだとすれば、「美しさ」と「味づくり」は別物と考えるべきことだと思ったのだ。
「味づくり」は美味しさであり、「美しさ」は感情に届けるためのもの。

難しいのは、ローストの1つの設定値でその両者が登場するような設定値を見つけ、そしてその組み合わせによって成せる技なんじゃないのかと思ったのだ。
そして最終的に絵画から学ぶことは、やはり「色」なのだと思う。

近い色彩ではなく、その印象が伝わる色だ。

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