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気温の変動によるローストの味わいのこと。

公開日:2025年10月15日更新日:2025月10月15日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

気温の変動によるローストの味わいのこと。

2週間ほど前から気温が下がり、そして先週末の日曜〜月曜と気温が上昇した。

気温が下がっているときは酸味を感じ過ぎてしまうため、ローストで熱量を与える設定値を選択し味づくりをしていた。
そして気温が上昇した日に、気温が低かった日にローストしたコーヒー豆を抽出して飲んでみると、熱量が入り過ぎている「オーバー」の味わいを感じ、そしてまた気温が下がった今日飲んでみると「オーバー」を顕著に感じることはなかった。

何が言いたいのかというと、気温の変動で味覚が変わっているということだ。

意外とこの季節は、暑い日がまだ訪れ、気温が低くなる日もある。
不安定な気温が続くのだ。

なのであまりその日その日にローストで調整をしてしまうと痛い目をみる。
秋から冬へと向かう季節なので、徐々に気温は下がっていくことを想定した調整が好ましいのだと思うのだ。

今の時代には2種間ほど先まで週間天気予報もチェックできる。
なので、徐々に気温が下がっていくことを見通したローストの調整を行なっていける。
が、暑い日がたまに訪れるのだが、その日は勘弁してもらい、冬へと向かっている最中の味づくりを楽しんでもらいたい。

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