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言葉の持つ意味を理解すること。
公開日:2020年4月17日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方
これは「性格」なのだと思うのですが、ボクの性格は「分析」をしてしまうことです。
この性格が良質のコーヒーを作り上げることに向いているみたいで、いろんなことを分析してきたことで、いろんなことが理解できるようになってきたということです。
ボクの考え方では、言葉の表す意味は共通だという認識を持っているので、良質さを表す言葉に「透明感」という言葉があります。
あと「美しさ」も良質さに欠かせない言葉です。
スペシャルティコーヒーの良質な酸味には「明るさ」というキーワードも登場してきます。
そういったキーワードの言葉の理解を深めていくことで、「言葉」と「現象」の理解が深まってきます。
それらは、コーヒーだけの現象を見ているだけだと、狭い視野の中での理解となりますが、広い視野の中での共通点を見ていくことで、言葉の持つ意味の理解がグッと深まり、より本質に近づけていくものだとボクは考えています。
ですので、ここ最近では「あぁキレイだなぁ」と心に響く感情を抱いた風景なり、絵や、音楽などから、それらの共通点を分析をして、キーワードを照らし合わせていくことで、それらの言葉の持つ意味の理解が深まってきているのです。
それらが理解できれば、あとはコーヒーという液体の中の表現に当てはめてあげるだけのことですので、一番大切なことは「”良質さ”とは、何なのか?」という言葉の理解が大事なのだと思っています。
言葉はともて「あやふや」な現象です。
それの意味をきちんと深く考え、そしてその意味を理解しなければ本質には辿り着けないと考えるからです。
そこを意識すると、皆さんがよく口にしている。
「美味しい」という言葉も、なんなんですかね。
考えてみると難しいことばかりなのです。