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脳のはたらきをよくするためにも、嗅覚を敏感にするといいかも。

公開日:2021年4月16日更新日:2021月04月16日
カテゴリ:感覚のはなし, 講座。

脳のはたらきをよくするためにも、嗅覚を敏感にするといいかも。

まだ読み始めたばかりなので、多くのことは語れないのですが、脳科学者の「池谷裕二」さんと「糸井重里」さんの対談形式になって書かれている「海馬:脳は疲れない」という本があって、それを読み始めている。

それは、どうしてなのか?
というと、「感覚を磨く」とか、「感覚を育成する」ということは、脳と関係性があって、どういう意識の基で、どういうトレーニングをすることで感覚が成長するのか?は、とても脳のしくみと深い関係性があると思っているので、その「しくみ」を知る必要があると考えているからです。

そして、面白いことが書かれていました。
「脳のはたらきがいい」ということは、たとえ話で「別のものどうしを結びつける能力」「それを納得させてしまう説得力」でもあると言っています。

一見関係ないものどうしに共通項を見出して、新しい世界を見出す能力は「脳のはたらきがいい」のだそうです。

ボクは以前、人より嗅覚が鈍くて、良質な香りを認識することが困難だったことから、「どうしたら、嗅覚が敏感になるのか?」をずうっと考えて生きてきた人間です。

それは、脳のはたらきと関係があると考えてもいました。
どうしたら、嗅覚が敏感に変わっていけるのか?
そのためには、どういう意識の向け方が大切で、どういった取り組み方が必要なのか?
そんなことを20年も考えて取り組んできた結果、SCAJ主催のコーヒー焙煎の競技会「JCRC2018」で、日本3位になるくらいまで良質さが理解できるようになりました。

今では、嗅覚が敏感になり、嗅覚のレベルをUPさせるロジックを構築しつつあります。
そして、大切なのは「脳のはたらき」なのです。

間違ったロジックでは、脳は活性化しないので、感覚は育ってゆく速度はとても緩やかなのだと考えています。
きちんとしたロジックを背景に学ぶことで、いつしか脳に蓄積された「点と点」が繋がりはじめ、「別のものどうしを結びつけ始めます」。

ですので、脳のはたらきを活性化させる役割も、香りが担っている可能性があるということ。
嗅覚を育成することで、脳のはたらきも向上する。
信じるか信じないかは、あなた次第だということです。笑

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