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本質の取り組みの魅力は「繋がりだす。」ということ。

公開日:2021年4月25日更新日:2021月04月25日
カテゴリ:感覚のはなし, 良質さのお話。

本質の取り組みの魅力は「繋がりだす。」ということ。

好みを身の回りに取り揃えるライフスタイルと、良質さを身の回りに取り揃えるライフスタイルは、似ているようで違っている。

たぶん、多くの人たちに支持されるライフスタイルは「好みを身の回りに取り揃える」もの。
いつも、自分の好きなものに囲まれて過ごす時間はとても気持ちが良いだろうと想像ができます。

しかし、当店の考え方は「良質さと過ごす」というライフスタイルの提案です。
良質さは、好みとは異なる感覚ですので、そこから感じ取れる「本質の理解」や、「伝わる思い」などから、さまざまな「気づき」を得ながら自己の成長も含めた満足度が良質さには含まれていると考えています。

そして、良質さの理解のためには、モノゴトの本質を理解するための学びが必要となります。
その学びをコーヒーでしようとすると、コーヒーの評価項目(COE評価項目)に当てはめて、フレーバーの情報をそれぞれの項目ごとの「質を評価」することで脳が変化をしてきます。

その評価項目は、
・クリーンカップ。(味わいと香りの透明感)
・スイートネス。(甘さの質)
・アシディティ。(酸味の質)
・マウスフィール。(液体の質感)
・フレーバー。(風味)
・アフターテイスト。(余韻の質)
・バランス。(バランスの良さ)

それらのひとつひとつの評価項目の「質」を見れるようになることで、脳の感じ方が変わってきます。
人は今まで生きてきた「偏った見方」をしているものです。
これらのことを学ぶことで、出来るだけ「偏り」を修正して、いろんな角度から見ることができるようになることで、美味しさの感じ方も変わってきます。
好みとは「偏り」だと考えていますので、長い月日をかけてを学んでいくほど、本質の理解が育っていくものだと考えています。

上記の評価項目をすべて学ぶには、とてもハードルが高いですので、まずは「液体の質感」と「酸味」と「甘さ」を口に含んだコーヒーのフレーバーの中から分けて見れるようになることが第一歩かと思っています。
使う感覚は、嗅覚・味覚・触覚の3つの感覚です。
それができるようになるころには、「余韻」もきちんと分析ができるようになります。
すると、フレーバーも見れるようになり、バランスも理解できるようになる。
そして、ある程度の上記の理解が深まる頃には、アロマの分析力が大切なことに気づき始めます。

どこまで感じ取れるか、どこまで分析ができるか。
それは、いろんなことに応用が効く脳の分析力でもあるのだと考えてもいます。

そして、最終的に本質は「繋がりだす。」ということ。
世の中のことは、すべて繋がっていることに気づき始めます。

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