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胃もたれするコーヒーの原因は?

公開日:2021年4月30日更新日:2021月04月30日
カテゴリ:ふと思ったこと。, 焙煎の味づくりのこと。

胃もたれするコーヒーの原因は?

今までのコーヒーとの向き合い方から、気づいた点があります。
それは、当店のコーヒーはなぜ「胃もたれしないのか?」ということです。

これは科学的な根拠のないことですが、感覚によって感じる「そうなのだろう」という推測のお話になります。
たぶんなのですが、胃もたれの原因は「ローストのダメージ」です。
それをダメージだと捉えていない焙煎者も多いですので、言い換えると「燻り臭」です。

燻り臭は、その名のとおりで「煙」の香りがコーヒーについてしまうことで生じるフレーバーです。
ボクはタバコを吸いませんので、その燻した香りをダメージだと分析していますが、それをダメージだと考えない人も多いことでしょう。

そして、その「ローストのダメージ」がザラつきの原因であったり、後味の悪さだったりを引き起こしています。
そして、ボクのように胃腸の弱い人たちには、「胃もたれ」の原因であったりもするのです。

ですが、ボクはその「ローストのダメージ」がコーヒーに登場しないようにローストをしておりますので、胃腸の弱い人たちから支持されるのだと分析をしています。

コーヒーが苦手な人の中には、夜にコーヒーを飲むと眠れなくなったり、ブラックコーヒーを飲むと胃がもたれたり、お腹を壊す人がいたりしますが、その場合の原因は、焙煎のダメージ(雑味)の可能性が高いのだと考えているのです。

ですが、その「ローストのダメージ」をテイスティングで読み取れない人が多いので、体が感じ取ってしまう悪影響を「カフェインが悪い」と言われているようにも思っています。
ですが、その実態は焙煎によるダメージだとボクは分析をしているのです。

ですので、そのような人たちが当店のコーヒーを飲んでも、体の不調は現れずに、心地よさを感じるのは、スペシャルティコーヒーを使うことで、まずは素材の雑味か無いことと、当店の焙煎技術の向上により焙煎のダメージが現れないことで、体と心が喜ぶコーヒーとなるのだと考えています。

この焙煎のダメージは、良質なスペシャルティコーヒーでも、オーガニックコーヒーでも、素材のダメージではないために、どのようなコーヒー豆を使っていても「焙煎をする人により登場しまう」のが、焙煎のダメージなのです。

香茶屋のコーヒーの場合は、これまで取り組んできた焙煎技術と、嗅覚の育成によって、極力ローストのダメージを登場させないようなローストが出来るようになった背景から、胃もたれのしないコーヒーを作り出すことができるようになりました。

それが、香茶屋が焙煎する「スペシャルティコーヒー」なのです。

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