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再現するということ。

公開日:2022年11月24日更新日:2022月11月24日
カテゴリ:お店のこと。, 焙煎の味づくりのこと。

再現するということ。

プロと言われる所以には「味の再現性」という意味が大きく問われるのだと考えている。
偶然、素晴らしく美味しいと思えるものが出来上がったとしても、後日それと同じ状態のものを作れなかったとしたなら、それではお客さんはがっかりしてしまうだろう。

「あの感動した美味しさをまた飲みたい!」
それを叶えるのがプロの仕事なのだとボクは思っている。
だからこそ、プロとして、味の再現性のために日々努力しなくてはいけないし、味の再現性を向上させるためのシステムを構築しなければならないのだと思っている。

コーヒー焙煎という作業はまさしくその一つである。
焙煎は不確実性な要素が多すぎるので、なかなか安定した味づくりができない。
なので再現性がとても低い商品になる。
だからこそ作り手としては面白みがあるのだとも思っている。

その安定しない味づくりに再現性を求めるためには、ロジックが必要不可欠になる。
そのロジックが正しくないと、再現性は低くなるので、常にそのロジックが正しいのかどうか?を問いかけながら、向き合うことが大切であると考えている。

そして常々言っているのですが、ロジックを検証するためには、感覚により検証をしている。
ゆえに、その感覚も日々検証しなければならない。
そのためには定期的に感覚のすり合わせは行わなければならないのだと考えている。

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