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年明けの一発目の新規入荷情報。

公開日:2023年1月7日更新日:2023月01月08日
カテゴリ:お店のこと。

年明けの一発目の新規入荷情報。

今回の新規入荷情報は、「エチオピア・イルガチェフェ・イディド・ウォッシュド」です。
前回の仕入では「ナチュラル」の生産処理を選びましたので、今回のウォッシュドと比べると印象が違うことが気がつくと思います。
ナチュラルは質感と酸味に柔らかな印象を持つのですが、ウォッシュドでは質感と酸味がシャープにキリッとした印象を持つことだと思います。
特にスぺシャルティコーヒーの場合だと、生産処理で登場するフレーバーの印象も異なるので、生産処理の味の特徴をなんとなくでも覚えることで、いろんな美味しさを探すことができるようにもなってきます。
ですので、スペシャルティコーヒーしか飲めない人ならば「生産処理」の味の成り立ちを飲みながら意識をして覚えるとこれからのコーヒーライフに変化を与えてくれることでしょう。

そして、生豆問屋さんが買い付けしてくれたタイミングの相場と為替で当店のような自家焙煎店(小売店)の仕入価格は決まってしまいます。
ですので現在の仕入は、全体が過去最高に高値となっております。
ですので、当店も今年新規入荷の商品は必ず値上がりをしてしまうのですが、そこも考えて同じクオリティで価格が上がってしまうなら、昨年よりも良い商品を仕入て値上げをしたいと考えて仕入をさせていただいております。
自信を持って提供できる仕入ですので、販売価格は少し値上げさせていただきますが、新規入荷のコーヒーを楽しんでいただきたいと思っております。

そして、新しい豆のローストの場合には、過去のその産地と同じローストの設定で一発目は「様子見」的なローストをし、それをカッピングして徐々にピンポイントの設定を見つけていくという作業を行います。
エチオピアなら過去のエチオピアを参考にしてという具合にです。

そしてカッピングをしてみて、その豆の個性を見抜いていきます。
やはりちゃんとした個性は人と同じで、何回も何回もローストを繰り返して、そして何回もカッピングをして、はじめてその豆の個性が「ここだよな」が感じ取れるようになってくるものなので時間がかかります。
当店のファンの中には、その辺りの「個性」をローストによって徐々に掴んでいく美味しさを楽しまれる方もいらしゃいますので、そういう味わいを楽しむためにも、抽出で個性が感じられるような抽出法を選べれることを推奨しています。

あと、今月中に新規入荷した豆に変わるのは、今回紹介したエチオピアとその後には、ケニアとコロンビアが待機しています。
お楽しみに。

webショッピイングカートで購入できるようになるまでに、数日時間がかかりますので、準備が整うまでしばらくお待ちください。

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