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見れている人と、見れていない人のちがい。

公開日:2023年5月24日更新日:2023月05月24日
カテゴリ:テイスティング

見れている人と、見れていない人のちがい。

今週の定休日を利用して、浜松のビオあつみエピスリー浜松店で開催している「フレーバーの景色を見るための講座」を開催してきました。

今回新しい受講者の方が見えられ、講座で説明をしていて気づいたことは、「この受講者の方は見えているな。」という印象。
面白いもので、ボクが見えている景色を解説をしていて、その反応などから「見えている人と、見えていない人」はすぐに分かってしまうものなのです。

何が見えているのか?
それは、「フレーバーの景色」がです。
口の中の味を見ているのではなくて、脳裏に浮かぶフレーバーの景色が見えている。
これを理解できる人は意外と少ないので、ボクの言った景色を感じ、なんとなくでも見えている人はボクも気づきます。

味を探して見ている人がほとんどなのですが、繊細な香りの情報を含めた風味を見ようとする人が少ないため、ボクたちプロ目線の風味の情報を感じられないのです。

そして、そのフレーバーの景色が見える人は、嗅覚を使って生活を営んでいる人たちなので、劣る香りの情報は美味しく感じず、キレイな香りの情報はうっとりとその美味しさに気づける感覚を持っているので、当店のコーヒーのローストの味づくりに非凡さを感じることができ、そして今まで飲んだことがないという美味しさに気づけるのです。

そして、そのフレーバーの景色が見られる人たちならば、正しい風味の情報のインプットができる人たちになるので、そのままフレーバーをインプットしていってもらえれば、風味の景色をそのまま言語化すればよいだけのことなので、普通にコメントができるようになるはずなのです。

なので、コーヒーやワインを飲んでもコメントができない人は、フレーバーの景色が見れていないために、正しいインプットができていないために、コメントができない。
それだけのことなのです。

なので、コメントするためには、まずはフレーバーの景色が見られるようになり、そのフレーバーの景色をインプットすることで、その問題は解決するのです。

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