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良いローストとは、そういうことなのだろう。

公開日:2023年6月4日更新日:2023月06月04日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

良いローストとは、そういうことなのだろう。

頭では理解できていないが、感覚としては理解できてきている。
そういう味づくりがある。
なので、なんで?
と聞かれたとしても、だってそうなんだから、この設定が合っているんだよ。
と言うしかないのである。

今朝のローストがそんな感じだったのである。
頭では理解ができてはいないが、味がそう語っているので、そうなのである。
そうした場合に、次回のローストでそれを再現することが求められるので、そのローストの理屈を考えてみることが大切なのだと思っている。

そんな時のために、焙煎記録をしっかりと付けておく必要がある。
今回のように焙煎プラン通りに行かなかったことも、しっかりと記録を残しておくことで、その理屈を考えることが出来るからだ。

そして、理屈でない美味しさというものがあることにも気づく。
フルーツらしいコーヒーも美味しいのだが、何のフルーツなのかも分からなくても感情として美味しいと言うのか、美味しいを感情として感じる前に体が反応しているのか?心が反応しているのか?よく分からないが、何も頭で考える前に受け入れている感覚と言うのか、久しぶりに良いローストってこういうことなんだよなと思えたローストだったのだ。

なので、こういうローストを狙って、そして常に再現ができるようになりたいし、ならなくてはならない。
そのための焙煎士なのだから。

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