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Transparent(トランスペアレント:透明な)と Clean(クリーン:キレイな)の違い。

公開日:2024年4月18日更新日:2024月04月18日
カテゴリ:感覚のはなし

Transparent(トランスペアレント:透明な)と Clean(クリーン:キレイな)の違い。

コーヒーテイスティングでは、透明感を感じた際に「トランスペアレント」という表現を使ったりする。
日本語だと「透明感」を表す表現なんだと思っている。

素材の透明感を表す表現としてトランスペアレント(透明な)的な表現は合っているのだと思うのだが、ローストを含めた味づくり的な透明感を表す表現の場合では、「クリーン」という表現が合っているように思うのだ。

クリーンは「キレイにする」 など人の手が加わった感覚がある表現だと思うからだ。
なので、仕入れによって透明感のある素材を仕入れ、ローストによってクリーンに仕上げる。

コーヒーの味づくり的な「クリーンさ」を表現しようとした場合では、素材の透明感(トランスペアレント)のポテンシャルが無ければ、ローストにおけるクリーンさは登場させることが出来ないことも経験上知っている。

なので、ボクの目指す「クリーンさ」という味づくりでは、仕入れとローストによる味づくりは繋がっている。
だからこそ、仕入れのための目利きとローストによる味づくりの2つの感覚を学ぶ必要性がある。

素材の透明感(トランスペアレント)とローストのクリーンさ(クリーン)という状態を理解するための学びである。

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