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成長する味づくりのために。
公開日:2021年2月5日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:感覚のはなし
自分という本人が「成長した」と実感するときは、何かしら過去の自分と照らし合わせる出来事があったときだと思う。
ボク自身の頭の中の思考はコーヒー焙煎のことで、ほぼ占めているので、過去の自分の焙煎したコーヒーを飲んだときにそう感じることとなる。
最近はその成長が著しくて、半年も経つとその成長ぶりに自分で驚くほどなのです。
そして、今朝も1年ほど前に焙煎したコーヒーを飲んで「成長したんだなぁ」としみじみと思ったのです。
そして、なぜこの1〜2年でこれほどまでに成長したのか?
それは、たぶんなのですが「意識」が変わったからなのだと思っています。
1年前の自分も、その当時としては「最高のもの」を作り出したいと考えて取り組んでいるはずなのです。
ですが、その当時では「気づけなかった」というのか「感じ取れていなかった」という方が正しい。
あれから1年が経って、その365日の積み重ねで、「そこの違いが見えるようになった」のです。
見えていなかったところが、見えるようになった。
この違いはとても大きい。
なので「見えるようになること」は、とても大きな変化なのです。
それが「理解する」ということなのだと考えています。
そのためには、まずは「自分は見えていない」を感じ取れるかどうか?です。
自分自身が、見えていないのに見えていると思っていたのなら、もう成長や気づきはありえないからです。
なので、成長するためには、まずは自分自身をきちんと理解することです。
そこを理解するのに、ボクはかなり時間がかかってしまったのだと思います。