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来年から取り組む「プロ向き」の講座。

公開日:2020年12月4日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:講座。

来年から取り組む講座の説明書(解説書)を思いついた時に書いている。
基本的に、受講者が理解してもらうために講座はある。
そして、説明書(解説書)は、受講者が理解してもらうために在る。

「理解する」を調べると
「物事の仕組みや状況、また、その意味とするところなどを論理によって判断しわかること。」
と載っている。

ボクが現在までに取り組んできた行動や考えが、物質化して見える(感じる)「コーヒー」として飲むことができる。
そのコーヒーを飲んで貰うことで、ボクの行動や考えが、そのコーヒーの味わいとなって登場している。

そこに「非凡さ」を感じることができた人ならば、ボクの作り出したコーヒーの味わいが「どうやって作り出されているのか?」が謎に感じることでしょう。

現在のボクのコーヒーは、「日進月歩」によって作り出された味づくりです。
なので、ボクが今までに取り組んできたことをそっくりそのまま再現してもらえたなら、同じような味づくりができるようになるということです。

それを、なぜ?その取り組みをする必要があるのか?
考え方と行動を、論理的に説明をし、そしてその行動の有効性を記したものが、講座で用意をする説明書(解説書)となります。

ボクはほとんど自己流の取り組みの結果、今の味づくりがあるので、世の中の焙煎の味づくりの理論などとはちょっとちがっているのだと思います。

今の味づくりを理解しているボクが簡単に説明をすると、まずはカッピング(テイスティング)で、焙煎の設定をたどっていけなくではいけません。
そのためには、焙煎(ロースト)がもたらす熱量の変化をフレーバーの「位置」と「変化の形態」から焙煎の設定をイメージできなくてはなりません。
フレーバーの情報の変化の形態は、「色」、「粘性」、「広がり」を見ていて、それらは「酸味のフレーバー」と「ローストのフレーバー」のバランスとしても成り立っています。

コーヒー焙煎による味づくりは、とてもシンプルな熱量の与え方だけで、味づくりをコントロールしなくてはなりません。
そのためには、きちんと理解しなければならない要素がいくつかあるのです。

それらを考えた場合に、

カッピングから焙煎の設定を構築するための取り組みを伝える、
1・コーヒー焙煎のためのカッピング講座。

2・コーヒー焙煎を自在にコントロールするための取り組みを伝える講座。

初心者がプロになるためにコーヒー焙煎の基礎を学ぶ、
3・コーヒー焙煎に従事するための基礎講座。

上記の3つを、プロ向けの内容として講座をしていく考えでいます。
「1」の理解はバリスタにも通ずる内容だとも思っています。焙煎はできなくても、ローストのフレーバーの熱量の変化が見えれば、位置を指定して注文をすることができるようになります。
素材の質と焙煎の質の双方が見えれば、今見えているフレーバーの質は、どちらが由来して登場しているものであるのかも理解ができます。

それらを考えた場合に、「カッピング・スキル」と「焙煎技術」は両方とも必要で、どちらかに偏ることなく同レベルであるべきことが理解できてきます。

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