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味を安定させるための取り組み。

公開日:2020年11月20日更新日:2021月09月04日
カテゴリ:抽出のはなし。, 論理的な考え方

本日、来店してくださった常連さまが、
「前回教えてくれた抽出法(浸け置き式)をやってみたけど薄くてダメでした。」
とおっしゃった。

ボクが「コーヒー豆をハカリで計量したでしょ。」と言うと、
「はい。10gですよね。」
とハカリ(秤)を使って10gちゃんと計ったと言うのです。

ボクは10gのメジャーカップで「すり切れ1杯、計ってくださいね。」と言ったのですよ。
実際に秤で計量すると、重さ違うんです。
と説明しました。

毎回、メジャーカップですり切れ1杯を「容積」として計ると、どんなコーヒー豆を使っても味わいは基本安定します。
しかし、重さで計ると、焙煎レベルによって「容積」にバラツキが生じはじめます。
同じ10gでも「容積」は変わってしまうのです。

そして、前回も説明しましたが、今回も説明しながら1杯「浸け置き式」で抽出をしました。
すると、10gのメジャーカップを購入してくれました。
44円で、味が安定するのですから。

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