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「丸い」という感覚の表現。

公開日:2020年9月16日更新日:2021月09月09日
カテゴリ:テイスティング

液体の評価の項目に「丸さ」という表現がある。
コーヒー用語的には「ラウンド」と呼びます。

その「丸さ」は、フレーバーの丸さでもあります。
そして、コーヒー意外の料理でも、「丸さ」は良質な表現だと思っています。

「丸さ」の条件の一つに「角が無い」という感覚もありますが、広がりの「丸さ」という意味合いも含まれています。
そして、ホントに美味しいなぁと思える料理やコーヒーには、その「丸さ」の中にすべてが収まっていることが一つのポイントになるのだと考えています。

出どころが異なる素材や加工のフレーバーが、ひとまとまりになっていて、その「丸さ」の中で収まっている。
意外とそれが有るようで無いのです。

それを理解するためには、やはり「丸さ」という口の中の情景の「広がり方」が見えなくては、その「丸さ」を理解することは難しいのです。

「丸さ」という一つの表現に対しても幾つかの意味が存在しています。
表現という言葉は、幾つもの意味の元で、一つの言葉として集約されているので、奥が深く、そして理解が難しいのだということです。

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