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香茶屋の「胃もたれしない」コーヒー。

公開日:2020年8月12日更新日:2021月09月11日
カテゴリ:感覚のはなし, 抽出のはなし。

ボクの手がけるコーヒーは、飲む人によっては「胃もたれしないコーヒー」になるし、飲む人によっては「血流が良くなるコーヒー」になる。
それは、わざわざそういうコーヒーを作りたくて手がけている訳ではなくて、良質なコーヒーを作り出したいという想いから来ているだけなのです。

良質なコーヒーを作っていたら、人によって「香茶屋のコーヒーは他所のと違って胃もたれしない」とか、「体調が悪い時に飲むと血流がよくなるのがわかる」とか言われるようになったのです。
たぶんですが、体調があまり良くない人というのは、できるだけ「血流が滞る」ような食材を口にしない方が良くて、そういう「血流が滞る」ような食材を食べると余計に血流が滞るようになるので、余計に体調が悪くなるのではないかとボクは考えています。

良質な食とは、体が喜ぶような食であるべきだと考えていますので、元々の「素材のよさ」+「良質の加工」が揃ってはじめて「良質な食」が生まれます。
「素材のよさ」だけでは、もしかすると「加工」のせいで「体が喜ぶような食」にはならない可能性があるのです。

ですので、良質な食品にするには「一貫した取り組み(考え方)」が必要となるのです。

だから、当店では「抽出」での取り組みをできるだけ伝えたいのです。
最終的に抽出において良質なコーヒーにするための取り組みです。

意外とこれに気付いていない消費者が多いですし、コーヒーが嫌いだという人の多くは、本当に良質なコーヒーを飲んだことがないからだと思っています。
ボクもコーヒーが好きではない人の一人ですので、コーヒーが好きではない人も、本当に良質なコーヒーならば、心から「美味しい」と思うはずなのです。
ボクがその一人なので、分かるんです。

ただ、元々コーヒーが好きな人は、ボクたちコーヒーが苦手な人が思っている部分も含めて好きなんだと思います。
ボクたちが苦手で、もう飲みたくないと思う部分も、コーヒーが好きな人は許容範囲なのです。
これが、「好き」という「見え方」です。

「好み」は許容範囲が広く、「嫌い」は狭い。
そこに質の部分が絡んでいたりします。

ですので、当店の考え方としまして、「好みの追求」ではなくて、「質の良さという探求」という考え方を提案しているのです。

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