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フレーバーの景色が見えるようになる「テイスティングの基礎講座」

公開日:2021年4月21日更新日:2021月04月21日
カテゴリ:感覚のはなし, 講座。

フレーバーの景色が見えるようになる「テイスティングの基礎講座」

本物とはなんだろう?
本質とはなんだろう?
そんなことを考える人は、究極を目指す人たちなのだと思います。

当店の考え方は、そこまで良質な素材が入手できる資本が無いので、最終的な「カップ」の中の液体にした状態での評価を高めることでした。

そうした場合に取り組まなければならない点は、コーヒーの仕入れ、焙煎、抽出という工程で、品質を落とさないという取り組みでした。

その考え方からすると、まずは良質なコーヒーとは、どのようなコーヒーであるのか?
そこを理解しない限り、良質な液体に仕上げることは不可能なのだという答えが導き出されました。

そのためには、「感覚で良質さを理解すること」が必須なのだと考えたのです。
そのためには、まずは良質さを理解している人から学ぶこと。
そして、良質さを言葉としての表現を通じて理解すること。
すると、きちんと理解している人たちは、言葉の理解もされていることに気づきました。

残念ながら「美味しい」という表現だけをしている人たちは、主観の好みをただ口にしているだけのことで、良質さをきちんと理解しているわけでは無いことも気づけるようになりました。

美味しさには意味があります。
美味しく無いという言葉にも意味があります。
それらを分析して、「なぜ、美味しいのか?」「なぜ、美味しく無いのか?」をきちんと表現できて初めて評価ができるものだからです。

そのためには、感覚できちんとアロマとフレーバーの分析ができなくてはならなりません。
では、感覚で分析ができるようになるためには、どのような能力が必要で、どのような取り組みをする必要性があるのか?
そこが重要なのです。

その世界観は、感覚のレベルが高い人たちが、どのような情報を分析しているのか?をコメントから感じ取り、それと同じレベルの見え方を取得する必要性があります。

嗅覚の鈍かったボクが、20年にも渡る分析の結果にたどり着けたスキルは、ロジックの構築です。
正しいロジックは、その道が正しいという分析の証です。

間違ったロジックでは、感覚はとても緩やかでしか成長はできませんが、正しいロジックの道を歩んでいくことで、感覚は成長の道を一歩ずつ正確に歩んでいくことができるようになるからです。

その順番として、一番最初にしなければならないトレーニングが、フレーバーの景色が見えるようになるためのトレーニングです。

そのキーワードが、香りの情報が持つ「重さ」、「色」の情報、「粘性」の強さです。
これらが見えるようになると、フレーバーの景色が見えるようになってくるので、まずはそこから。
それが、これからこのHPの「学ぶ。」で開催される「テイスティングの基礎講座」なのです。

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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