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キレイな小川の水のようなローストを意識する。

公開日:2022年5月3日更新日:2022月05月03日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方

キレイな小川の水のようなローストを意識する。

昨日、山歩きをしてきた。
登山口に入るまでの林道から、小川が流れていて、山の沢から流れてくる水はとても透明感があってキレイだった。

普段から、いろんなことをコーヒー焙煎に結びつけて考えてしまうクセのあるので、そのキレイな沢の水のことを考えていた。
水は、水域や川の深さで水の色が変わる。

水域で水の色が変わるのは、たぶんミネラルのちがいなのだろうと思う。
そして、深さで川の色が変わるのは、川の水も透明に近いけれど色がついていて、その水が重なり合うことで「色に厚みが登場する」のだろうと推測ができる。

キレイなローストを考えた場合も、その論理が成り立つことが考えられる。
だとするならば、透明感のある「ローストの層」を重ねてあげれば良いと言うこと。
逆に考えるならば、濁りがある液体になってしまっているのであれば、濁らないように透明感のある液体にするには、どうすれば良いのかを考えればよい。

そのためには、透明感のあると言う状態を感覚で感じ取れなければならない。
ボクもそうだったか分かることなのですが、「透明感」と言う感覚の理解が難しい。
そのためには、香りの情報の「色の情報」が感じられることで、その「透明感」は理解できるようになる。

そのためには、テイスティング・グラスを使ってカッピングすることで、いろんなことが理解できてくる。
香りの情報はとても繊細な情報なので、そこの気づきが美味しさの理解のレベルを押し上げてくれることに繋がっている。

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