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表現を分析すること。

公開日:2022年12月11日更新日:2022月12月11日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

表現を分析すること。

曇天と言ってもしっかりと晴れていて、雨が降りそうにない曇り空の雲に遮られている光量くらいの時の紅葉の色彩がとても映え、感情にまで届く美しさを届けてくれる。

ボクはそういったお日様の光量が少ない時の美しさが好きなのだ。
なので、当店で扱っている焙煎機が気に入っている。
そう言った美しさを表現したいと考えた時に、機械の持つポテンシャルの相性はきちんと理解していないと目指す表現には手が届かない。

ボクがもし乾いた空気感のどこまでも澄んだ明るい透明感が好きだとしたなら、今扱っている焙煎機ではそのような表現はできないからだ。
自分が表現したい美しさは、どのような表現なのか?
それをまずは理解することが、道具選びへと繋がっていて、その先に技法や技術があり、そして思い描く表現へと繋がっている道であるからだ。

昨日、最近当店を利用してくださるようになったお客さんに、とあるコーヒー屋さんが当店のコーヒー豆を購入され、当店のコーヒーのローストが真似できないと言っていたと話をしてくれた。
それは焙煎機を含めた特性を理解した上での表現となるから、当然焙煎機が違えばその時点でもう道がちがっている。
道が違えば、表現は変わらざるを得ない。

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