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真髄。

公開日:2023年2月24日更新日:2023月02月24日
カテゴリ:論理的な考え方

真髄。

以前、NHKのテレビ番組で「明鏡止水~武のKAMIWAZA」という番組を興味深く見ていると言いましたが、その武道の真髄などを伝える番組でよく登場する言葉がある。
それが、「仙骨」と「腸腰筋」という言葉。

武道をする人たちの意識では、その「仙骨や腸腰筋の動かし方」に真髄があると言っている。
それは、どんなものにでも「真髄」はあって、基本を繰り返し繰り返し続けていくことで、その真髄の意味が少しずつ見えてくるものなんだと思っている。
それは、ボク自身もコーヒーのローストを27年間続けてきたことで、見えてくる世界があるので、真髄とはそう言うものであることを知っている。

「基本の型」と言うものが伝わっていて、なんでそれが基本の「型」であるのかも、繰り返し続けていくことで見えてくる。
すると、その基本の型の意味している凄さを感じられるようになると、先人が残してくれた「基本」の意味の重さを知ることができるようになる。

でも、ほとんどの人たちは、その基本の意味の真髄に気づくことなく、基本の意味を考えずに取り組んでいるので、先人を超えてゆくことが難しいのだと思っている。
どの道であったとしても、基本の本質を理解すべくために繰り返し考え取り組んでいくことで、深い意味が潜んでいることに気づけるようになる。

では、ローストの場合の基本はどこなのか?
意外とそれに気づけている人も少なく、それが骨格と言われるものであったりするのだと思っている。

ちなみに明鏡止水とは、邪念がなく、澄み切って落ち着いた心境。
「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。
「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。

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