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味づくりを安定させるための取り組み。

公開日:2021年6月26日更新日:2021月06月26日
カテゴリ:抽出のはなし。

味づくりを安定させるための取り組み。

昨日のお客さんができる「味づくりを安定させるための取り組み」としては、まずミルの引き具合がとても大切なポイントとなります。
ミルの調節の仕方は、コーヒーのレシピと繋がりがあるのですが、そのレシピで抽出をした場合にいろんな成分が豊に登場するポイントがミルの設定が合っているポイントとなります。

その場合に「安定させるための取り組み」としては、「毎回、同じ粗さで挽けること」が条件となります。
毎回、挽くごとに粗さが変わってしまったとしたなら、コーヒーの味は安定しませんので、まずは「毎回、同じ粗さで挽くことが出来るミル」を使うことが、味づくりを安定させるためには必須の条件となります。

あと、抽出で味づくりが変わる要素としましては、レシピ(お湯の量と豆の量)が決まっているのだとしたなら、「お湯の温度」と「抽出時間」です。

お湯の温度は温度計できちんと計測する必要がありますし、抽出時間は安定して同じ時間で抽出ができる必要性があります。

それらをひとつずつ設定を合わせてゆくことで、理想の味づくりに近づいてゆけます。
そして、それらは「道具選び」にも繋がっていますので、どういう味が理想なのか?で、選ぶ器具も変わってくるということです。

味づくりを安定させることを取り組んでゆくと、味づくりのためのロジックも理解が進んでいくことだと思いますので、まずは「味づくりを安定させること」を考えて取り組んでみることが大切なのだと考えています。

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