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感動するものを手がけるために。

公開日:2021年1月17日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

結局のところ「感動するもの」というものは微細な部分にまでにも神経を使い、隅々まで意識がされているからこそ、受け取る側には無意識のうちにすべてを把握しないまでも何かしら伝わるものがあるのだと思っています。

本日、久しぶりに来店された常連さまが、今はケーキを作っていないと知り残念がっていた。
ですが、コーヒーを飲んでいってくれたのです。

そして、帰りの際に「今はケーキを作っていない訳がわかりました。」と、伝えてくれました。
隅々まで神経を使って味づくりをするためには、コーヒーと向き合う時間が必要です。
要は「きちんとカッピングをする」ということです。

「今の焙煎の味づくりを確認し、そして次回の味づくりを考える。」という味づくりと向き合う時間です。
忙しくなってしまったり、規模が大きくなると、コーヒーと向き合う時間が少なくなってしまうことで、隅々まで意識をした味づくりは難しくなっていってしまいます。

ある程度の良質さという美味しさを感じることができる人ならば、「感動するもの」はそうそうあるものではないことに気がつきます。
そして、それを手がけることの尊さも理解をしてくれます。

新型コロナウイルスの蔓延により、お店の運営の仕方が変わりましたが、ボクの本当にやりたい方向に向かって行けているので、悪いことばかりではなかったと思っています。
何事もポジティブな意識で取り組んでいくことが、良い方向に進めることなのかもしれません。
そう考えて、これからもより良質なコーヒーを提供できるように、コーヒーと向き合っていきたいと考えています。

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