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文章表現とローストの味づくりの類似性。

公開日:2024年4月17日更新日:2024月04月17日
カテゴリ:論理的な考え方

文章表現とローストの味づくりの類似性。

常々、言葉の持つ意味には、複数の意味があると述べている。
それは、テイスティングの表現において、その単語の持つ深い意味を理解していないと、なかなかその表現を正しく使えなかったりするために、言葉(単語)の持つ意味を深く理解することが大切なのだと思っているからである。

そして、文章表現となると単語の繋がりであるので、更にその意味は複雑になり、ゆえに思い描く表現のために、言葉を組み合わせる面白さがあるのだと思っている。

そう考えた場合に、ローストにおける味づくりは文章表現ととても似ているのだ。
ローストの設定のうちのひとつの設定だけを考えた場合に、一つの設定で、2つ以上の意味が同時に連動し味となって登場していることに気づいている。

ひとつの設定で2つ以上のバランスを取っていることになり、設定数が増えれば増えた分だけ、より複雑なバランスを構築することになるのだ。
だからこそローストは面白く、そして難しい。

なので、設定ひとつずつの意味をキチンと理解をしていく必要性がある。
その設定を理解するためにテイスティング・スキルが必要になる。

言葉とは、とある状態や現象を訳したモノである。
ゆえに言葉と感覚が繋がることで、表現が成り立つものであるのだと考えている。
だから、ローストの味づくりと文章表現は、とても似ているからこそ、そこから学べることを意味している。

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