読み物。
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論理的な考え方
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茶色を分解する。
2023年6月23日
光の色を作る場合は、「赤・青・緑」を混ぜ合わせることで、色が登場していると言われている。 ローストの色は茶色であると理解をしているが、茶色とひとことで言っても茶色の幅は広いのだ。 東山魁夷さん…
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理論と論理のちがい。
2023年6月18日
常々、頭の中で考えつく理論は、ほとんど使えないものであると考えている。 だから、大発見というものが生まれることは、あり得ないから大発見なのである。 ただし、そのほとんど使えない理論をひとつずつ…
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別の角度から同じものを考える。
2023年5月20日
ボクの頭の中は「良質さ=美しさ」の成り立ちのことと、ローストの成り立ちを考えることで一杯だ。 コーヒーのローストを語る上で大切なことは、最終的な味づくりの景色である。 そのローストで味づくりさ…
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検証するために「感覚の精度」を向上させるために取り組む。
2023年3月8日
ボクがローストを仕事としてやり始めた頃、「蒸らしが大事で、生豆をしっかりと蒸らしてから焙煎をする」ような理論が定着していて、今でもローストで「蒸らし」と言う言葉を使っている焙煎士は結構いるのではないか…
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ミックスボイスは、混じり合っている。
2023年2月25日
見よう見真似ではあるのですが、通勤の車中でもう4〜5年前から毎日歌を歌うのが日課になっている。 すると、ミックスボイスってこういうことなのかと次第に使えるようになってきた。 その技術が使えるように…
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真髄。
2023年2月24日
以前、NHKのテレビ番組で「明鏡止水~武のKAMIWAZA」という番組を興味深く見ていると言いましたが、その武道の真髄などを伝える番組でよく登場する言葉がある。 それが、「仙骨」と「腸腰筋」という言…
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表現と技法の関係性。
2023年2月15日
焙煎の味づくりにおいて「こうするとこうなる。」という取り組みから結論に至るプロセスは、焙煎(ロースト)の技法に集約されている。 なので、焙煎を習いはじめの段階では未知の技法を知りたがる。 技法とは…
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気づきを得るための感覚の育成。
2022年12月24日
まずは、気がつくことがとても大切なことなんだと思う。 気がつけることで、対応ができるかもしれない。 でも、気がついていない場合は、何も始まらない。 なので、スタート地点は気がつけること。 …
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液体の良質さは、抽出での取り組みの要素が大きい。
2022年11月25日
スペシャルティコーヒーの良質さが登場する過程を細分化してみた。 すると、なるほどぉということに気づけた。 今まで、コーヒーの良質さに対しての見解では、大きく分けて「フレーバー」と「質感」に分け…
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2つの透明感。
2022年9月2日
ことばの意味というものは複数の意味が存在する。 それは同じ「ことば」なのですが、現象が異なるために、幾つかの現象の異なる意味合いが存在するのだと考えている。 ただ、現象が異なってはいるが、「同じこ…