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透けているから明るい。

公開日:2020年4月25日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:テイスティング, 良質さのお話。, 論理的な考え方

日常の中の”美しさ”の中に、いまの季節だと新緑の美しさが挙げられる。

ボクの見ている「新緑の美しさ」は、陽の光が当たることでの新緑の「明るさ」が挙げられる。
「明るさ」は、透明感を含んでいて、陽の光が当たることで、光輝き「透けている」。
まだ、葉が薄くて柔らかいので、陽の光の輝きを通すために「透けている」のです。
だからこそ、新緑の薄緑色は「明るく輝いている」のです。

スペシャルティコーヒーの良質さには、「酸味の明るさ」が定義として挙げられています。
ボクが「新緑の美しさ」で述べた「明るさ」「透けている(透明感)」という共通点が、スペシャルティコーヒーの美しさとリンクしています。

その「共通点」を理解できる人ならば、ボクがコーヒーの焙煎で表現をしている「明るさ」「透けている」が、「美しさ」であることが理解できることだと思っています。
世の中の「美しさ」には共通点があるのです。

世の中の「美しさ」のロジックを学んでいくことで、いろんな世の中の「美しさ」が繋がりはじめます。
本来の食の美味しさは「美しい」「味」と書くので、食の中の「美しさ」を読み取ることができる人が、作り手としてセンスがあるのだと考えています。

なのでボクは、いろんな「美しさ」を理解するために、コーヒーに限らず、いろいろと論理を学んでいるのです。

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