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クリーンな甘さを登場させるための設定。
公開日:2026年8月9日更新日:2026月08月09日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

昨年の晩秋に気づいた、クリーンな酸味を登場させるためのローストの骨格の大幅な変更。
ローストの骨格を変更するということは、バランスが崩れてしまうため、その他の設定値の調整の仕方が変わることを意味している。
それは想像以上に大掛かりなことになるので、本来はローストの骨格の大幅な変更はしない方が望ましいのだが、その大幅な変更は、凄い可能性を秘めていたため、どうしても取り掛かりたかった。
そして、そのローストの骨格の変更後に取り組む、初めての夏となるが、これまた昨年までの味づくりが当てはまらないため、どのように甘さを乗せるのかが経験を振り返りながら、試行錯誤の繰り返しでなんとか乗り越えてきた。
こうゆう経験をすると、理解がグッと深まり、これまで見えていなかった味づくりの仕方に気づいたりするものなのです。
そして、クリーンな酸味を登場させるための設定ポイントと、クリーンな甘さと粘性とボリュームを登場させる設定ポイントはそれぞれ異なり、そして酸味と甘さそれぞれの設定値は1箇所で登場させられる訳ではなく、酸味と甘さはそれぞれ複数の設定値のバランスで各々が登場させられることが理解できてきました。
このローストによる味づくりは、今現在だと夏から冬に向けてのローストの微調整となっているのですが、毎年12月あたりで季節が折り返すため、冬から夏に向けてのローストに折り返すときには、今から12月までの逆の取り組みをすることで、味づくりはなんとかなるはずなのです。
年々、少しずつ季節に対応するための焙煎のロジックが出来上がっていきますが、今年はとても実りがありそうです。



