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なんのために、なにを学ぶのか?

公開日:2021年10月9日更新日:2021月10月09日
カテゴリ:良質さのお話。

なんのために、なにを学ぶのか?

昨日のお酒のアルコールとの相性ではないのですが、今までの人生の中で「自分の生活には無くてもいいかな」と思っている食材とかがあることだと思います。
これは、誰でもそういった食材が思い当たることでしょう。

しかし、それは本当にそうなのだろうか?
と考えたことは、無いだろうか。

ボクはある時から、そのような考え方から払拭された。
それは、良質なモノは美味しいのだという考え方が生まれたからでした。

そのきっかけがスペシャルティコーヒーでした。
常連さんは知っている人が多いのですが、ボクは元々がコーヒーが好きな訳ではなかったのですが、今から20年以上前に感動するくらいに美味しいコーヒーと出会ったことがきっかけがありました。
それが、スペシャルティコーヒーのフルーツの酸味やフレーバーでした。
ボクはコーヒーのローストが面白くて、この業界に足をつこっみましたが、コーヒーを飲むことはそれほど好きなことではありませんでした。

ですので、仕事ではコーヒーをカッピングしていましたが、休みの日にわざわざコーヒーを飲むという習慣はありませんでした。
ですが、今はボクがローストしたスペシャルティコーヒーなら、休日でも飲みたいと思えるようになったくらい、考え方が変わりました。

それが、良質なモノは美味しいんだ。
という認識です。

お酒もそうですし、お刺身、お味噌汁、チーズ、たぶん好きな食べもの以外はあっても無くても「別に要らない」というくらいに思って食べていたものでも、「良質なものは感動するくらいに美味しい」ということを知ってからは、食の楽しみ方が変わりました。
それが「良質さ」という考え方に出会ってからでした。

ですが、良質なものというのは、ほんのひと握りしか市場では流通をしていないことも事実。
そして、良質さは、人の手が絡んでくるものです。
ですので、良質さは人が作り出している。
だからこそ、「誰が作っているのか。」がとても重要な要素なのです。

それらのことに気づいてから、今までの人生の中で、別に必要の無いと思っていた食材でも、「これは、もしかすると良質かもしれないぞ!」を匂わす商品と出会った時には、手を伸ばして購入することをしてきました。

それらの「感覚」も含めて、出会いなのだということです。
そして、その「感覚」は、学びから培ってきた「匂い」なのです。
感覚は、正しい学びから、成長させることができるのです。

それが、一番ボクが伝えたいことなのだとも言えます。
それが、コーヒーテイスティングの基礎講座で伝えたいことでもあります。

その学びでは「コーヒー」と題名にはついていますが、その応用はどのような食材においても分析することができるものです。
コーヒーで学んで、人生を豊にする。
何で学んでも良いのですが、言えることは正しい学びが重要です。
それは、本質を学ぶということです。

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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