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季節の移り変わりには、毎回悩まされる。
公開日：2021年4月18日更新日：2021月04月18日
カテゴリ：焙煎の味づくりのこと。
季節の移り変わりによって、焙煎で与える熱量が変化してきている。
勝手に味づくりが変わってしまうので、意識をして焙煎の設定を変えてあげなくてはならなくなる。
カッピングをしてどう対処したら良いものかを考える。
ひとつの設定の変化で済めば良いのですが、そのひとつの設定も「どこなのか？」を考えて、考えて、考えなければならない。
毎回のことなのですが、季節の移り変わりは焙煎者泣かせで、せっかく構築した味づくりのバランスを毎回崩されていく。
それをまたきちんと整えることが、焙煎者の役割でもあるのですが、すでに大気の熱量が移り変わってしまっているので、同じように再現することは不可能な課題でもあるのだと考えている。
なので、良質さを日々学ぶわけです。
たとえ、同じような味づくりとはいかなくても、良質な美味しさが登場していれば、それはそれで納得するからです。
今回の設定の変化は、どこの設定をどうすればいいのか？
次の焙煎までの課題なのですけど、たぶん「あそこ」の設定を動かせばなんとかなりそうかな？というところはなんとなくは見えているんですけど、実際に焙煎して実際にカッピングしないと分からないんですよ。
毎回。
