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今年の水出しアイスコーヒーのブレンドを模索。
公開日：2022年4月14日更新日：2022月04月14日
カテゴリ：お店のこと。, 抽出のはなし。
当店の仕入れでは、カッピングをして状態により仕入れの産地を変えるので、毎年決まった産地というものはほとんど存在しない。
もちろん、エチオピアとかケニアとか生産国で、この生産国の豆は欲しいというものはありますが、エリアであったり、生産処理であったりにこだわりはない。
一番大切なのは「良質さ」という感情に働きかける部分のポテンシャルなので、結構前年度と味づくりのニュアンスは変わってしまいます。
なので、ブレンドは毎回レシピを見直すことになる。
そして、4月に入ったら急に暖かくというより、急に暑くなってきたので、今年の水出しアイスコーヒーのブレンドの配合を決めていかなくてはならない季節になってしまった。
昨年の水出しアイスコーヒーのレシピを参考にしながら、配合を決めていくことになると思う。
エチオピアは、昨年はウォッシュドだったのに対して、今年のはナチュラル。
ブラジルは、生産地が異なるので、今年の豆は昨年ほどローストを深くすると豆が負けてしまうので、ローストレベルが昨年よりも浅いので、そのあたりを考慮して配合を考えなければならない。
エチオピアとブラジルは、両方とも使うと思いますが、もう１種類のコーヒー豆を何を使うか？
ここら辺は、何回かサンプルを仕込んでみて、何の豆を使うのかを決めてから、細かな配合を決める形になると思います。
どちらにしても、昨年からローストも変わってきているので、よりスッキリとした上品な水出しアイスコーヒーに仕上がることだと思います。
5月に入るまでには、しっかりとレシピが決まると思いますので、web販売ももうしばらくお待ちください。
