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嗅覚の覚醒の鍵は、大脳辺縁系を働かせることにある。

公開日:2023年12月17日更新日:2023月12月17日
カテゴリ:感覚のはなし

嗅覚の覚醒の鍵は、大脳辺縁系を働かせることにある。

ワインソムリエの田崎さんの著書の中に書かれていたことなのですが、「嗅覚が成長すると他の五感も一緒に成長する」と記されていた。

その当時は、そんなことあるのかね。
とそう思っていたのですが、実際にボク自身が嗅覚が成長をしたことで、ホントだと思うようになったのだ。

 

朝食はここ2〜3年ほど前から、シリアルを食べるようになった。
オールブランやオートミールを含ませたシリアルに低脂肪乳や牛乳を入れて食べている。
それだけだと美味しく感じないので、いろんなミネラルが入っていることとカカオ風味で美味しく感じるためにミロを入れて食べている。

普段は、あまり牛乳が好きではないので、低脂肪乳を使用しているのですが、ここ最近は良質なのに低価格な牛乳を見つけたので、その牛乳を今朝も使った。

牛乳を注いでいる段階で、液体の見た目から質の良さが理解ができるようにまで感覚が成長していることに気づいている。
要は、液体の見た目から質感の違いなど良質さを窺い知ることができるのである。

まだ口に含んでいるわけではないので、目で見ているだけの情報であるのに、それが感じられるようになってきているのだ。
これも田崎さんが述べたように、嗅覚の成長が他の五感を押し上げてくれている感じがするのである。以前は感じられなかった感覚であるからだ

憶測ではあるが、嗅覚で情報を処理する際の領域が、大脳辺縁系で処理され、そこの領域で感じられる感覚が重要なのだと思っている。
五感の中で嗅覚だけが、その領域で処理をされているので、嗅覚がなんらかの働きをしているのだと考えらるのだ。
なので、香りを意識して大脳辺縁系にて香りの情報を処理し分析できるようになることで、五感は成長してゆけるものであるのだと思っている。

そして、嗅覚を成長させ覚醒されることで得られる感覚とは、美しさを感覚で理解することにある。
嗅覚が覚醒されると、美しさの理解が進むからである。

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